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【通貨】外為サマリー:一時1ドル107円90銭台に軟化、日経平均の下落が重荷

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円18銭前後と前日の午後5時時点に比べ3銭程度のドル安・円高となっている。

 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=108円17銭前後と前週末に比べ60銭強のドル安・円高で取引を終えた。日米と中国の関係悪化への警戒感などから一時108円01銭まで軟化した。

 前日の米市場で主要株価指数が下落したことを受け、投資家のリスク選好姿勢が後退するなか、東京市場も軟調にスタート。日経平均株価が反落して始まるとリスク回避目的のドル売り・円買いが流入し、午前9時10分過ぎには107円97銭まで軟化する場面があった。ただ、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすいことから売り一巡後は持ち直す動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2039ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0020ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=130円23銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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