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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ヤーマン、村田製、マネックスG

ヤーマン <日足> 「株探」多機能チャートより
■東エレデバ <2760>  4,715円  +310 円 (+7.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 東京エレクトロン デバイス<2760>が全般不安定な地合いのなかも切り返し波動を鮮明としている。今月9日につけた上場来高値4695円を更新、一時330円高の4735円まで買われる場面があった。日米首脳会談でも連携が確認された脱炭素に向けた取り組みでは、電気自動車(EV)シフトに向けた動きが今後一段と強まることが予想されている。同社は東京エレク系の半導体商社だが、EV向けで需要急増が予想されるパワー半導体分野では、パワーモジュール大手の独セミクロンや独インフィニオンの製品を扱い旺盛なニーズに対応している。業績は22年3月期も2ケタの利益成長が見込まれ、17倍前後のPERは依然として割高感に乏しい。

■ヤーマン <6630>  1,582円  +54 円 (+3.5%)  11:30現在
 ヤーマン<6630>が続伸している。午前9時ごろ、中国子会社を設立すると発表しており、中国事業の拡大を期待した買いが入っている。同社は現在、中国では日本からの越境ECを通じて化粧品「ONLY MINERALS」ブランドを販売しているが、中国子会社を設立することで「T-mall」など中国国内のECサイトとの直接取引を拡大するのが狙い。これにより、「ONLY MINERALS」ブランドの更なる浸透と、中長期的な販売強化を図るとしている。

■インソース <6200>  2,619円  +58 円 (+2.3%)  11:30現在
 インソース<6200>が続伸している。前週末16日の取引終了後、子会社ミテモがビジュアルボイス(東京都渋谷区)と共同でショートフィルムを用いた企業向け対話型オンライン研修プログラム「Talk Twice(トーク・トゥワイス)」を開発し、提供を開始したと発表しており、これが好感されている。同プログラムは、「ショートフィルム×オンライン研修」によって、組織のコミュニケーション課題を解決するのが狙い。ショートフィルムは20分ほどの時間に発見や驚き、感動、共感といった映画体験ならではのエッセンスが濃縮されているのが特徴としている。

■村田製作所 <6981>  9,149円  +156 円 (+1.7%)  11:30現在
 村田製作所<6981>が反発、一時184円高に買われ9000円トビ台を横に走る25日移動平均線を上放れる兆しをみせているほか、TDK<6762>、アルプスアルパイン<6770>など電子部品株が総じて高い。アップルが現地時間20日にオンラインイベントを開催することを発表している。詳細ははっきりしないものの新製品発表に絡む内容とみられており、これが関連銘柄に思惑買いを誘う形となっている。日本では積層セラミックコンデンサーでアップルの最有力サプライヤーとして認知される村田製をはじめ、電子部品メーカーの株価を刺激している。

■高砂熱学工業 <1969>  1,715円  +3 円 (+0.2%)  11:30現在
 高砂熱学工業<1969>はしっかり。前週末16日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について売上高が2700億円から2740億円(前の期比14.6%減)へ、営業利益が112億円から120億円(同33.0%減)へ、純利益が88億円から98億円(同25.9%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。一部の小型工事で回復がみられたことに加えて、固定費圧縮に取り組んだことなどが奏功した。

■IRジャパン <6035>  14,410円  -2,480 円 (-14.7%)  11:30現在  東証1部 下落率トップ
 16日に業績修正を発表。「前期経常を13%下方修正」が嫌気された。
 アイ・アールジャパンホールディングス <6035> が4月16日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の46.9億円→40.7億円(前の期は36.1億円)に13.2%下方修正し、増益率が29.9%増→12.7%増に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒IRジャパンの詳しい業績推移表を見る

■マネックスグループ <8698>  942円  -72 円 (-7.1%)  11:30現在  東証1部 下落率3位
 マネックスグループ<8698>が急落、1000円大台を割り込んできた。同社は子会社に仮想通貨取引所のコインチェックを擁し、ここマーケット関係者の耳目が集まるビットコイン関連の象徴株として継続的に投資資金を呼び込んでいる。ビットコイン市場は米テスラをはじめ大手企業も購入する動きが活発化し価格が高騰しているが、バブル的な水準との見方から警戒感も根強い。直近では、高値波乱の様相を呈し短期間で10%以上も水準を切り下げた。これを受けて同社株をはじめ同関連株に位置づけられる銘柄群に売り圧力が顕在化している。

■東芝 <6502>  4,405円  -195 円 (-4.2%)  11:30現在
 東芝<6502>が大幅続落。同社に対する買収提案について、17日付の日本経済新聞は「CVCキャピタル・パートナーズが、詳細な買収案の提示を当面保留することが16日分かった」と報道。また、共同通信はCVCが16日夕までに具体的な買収計画を提示しなかったため、東芝は19日に開く取締役会でCVCからの買収提案について「協議を見送ることが17日分かった」と伝えた。車谷前社長が辞任したことによりCVCは買収計画の大幅な修正が迫られており、先行きに不透明感が台頭している。

■スクエニHD <9684>  6,640円  -260 円 (-3.8%)  11:30現在
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が急反落している。前週末16日の取引終了後、、複数の買い手候補が同社に対して関心を示しているとの一部報道について、「社内で当社もしくは一部事業の売却に関して検討している事実はなく、そのような提案を受けた事実もない」とのコメントを発表。16日は報道を受けて思惑的な買いで急騰したが、この日は思惑が剥落した格好となっている。

■さいか屋 <8254>  435円  +80 円 (+22.5%) ストップ高   11:30現在
 さいか屋<8254>が急騰しストップ高の435円に買われている。前週末16日の取引終了後、AFC-HDアムスライフサイエンス<2927>と資本・業務提携を行うと発表しており、これが好材料視されている。AFC-HDを割当先として183万5000株の第三者割当増資を実施する予定で、現在の筆頭株主である浅山忠彦氏(AFC-HDに筆頭株主)の保有する株式と合わせて、さいか屋株式を248万5000株(議決権所有割合50.36%)を所有することになる。これにより、さいか屋はAFC-HDの連結子会社となる。なお、第三者割当増資による調達資金約4億8000万円は全額を運転資金に当てる予定だ。また業務提携では、さいか屋の顧客基盤の活用によるAFC-HD商材の販売や、AFC-HDのECインフラの活用・共有化並びに相互のコンテンツ販売、さいか屋リアル店舗を活用したテストマーケティングの実施や店舗の空きスペース活用などを行うとしている。

■イワキ <6237>  1,048円  +150 円 (+16.7%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 イワキポンプ<6237>がカイ気配スタートとなっている。前週末16日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について営業利益が13億3200万円から17億600万円(前の期比19.3%減)へ、純利益が15億3700万円から20億9100万円(同1.5%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。第3四半期までの業績で売上高が計画未達となったことから、売上高は282億8000万円から281億6200万円(同1.7%減)へ下振れた。ただ、第4四半期に半導体・液晶市場、表面処理装置市場を中心に、回復基調であった他市場でも第3四半期の売上高水準を上回る結果となり、増収効果による原価率の改善が寄与したほか、販管費の減少も貢献した。なお、13円を予定していた期末配当を21円にするとあわせて発表し、年間配当は29円(前の期30円50銭)となる。同時に、上限を27万株(発行済み株数の1.23%)、または2億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月14日から6月30日までで、資本効率の向上及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするとともに、1株当たりの株主価値を高め、株主への利益還元を充実させることを目的としている。

■倉元製作所 <5216>  178円  +25 円 (+16.3%)  11:30現在
 倉元製作所<5216>が急伸し年初来高値を更新している。16日の取引終了後、IoTクラウドプラットフォームを提供する中国ハンヂョウ・ツヤ・インフォメーション・テクノロジー社(杭州市)と戦略的提携契約を締結したと発表しており、これが好感されている。今回の提携は、スマートライフマーケット(スマート医療、スマートヘルスケア、スマート家電製品など)で、効果的なソリューションの開発と発展モデルを検討し、スマートプラットフォームサービスの拡大を図ることが狙い。ハンヂョウ・ツヤ社がAIOT(AI+IoT)スマートソリューションを提供し、倉元がIoTスマート商品の充実、プロモーション及びマーケティング活動などを行うとしている。

■ディ・アイ・システム <4421>  1,100円  +150 円 (+15.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ディ・アイ・システム<4421>がカイ気配スタートとなっている。前週末16日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(20年10月~21年3月)連結業績について、営業利益が1億600万円から1億7000万円(前年同期比73.5%増)へ、純利益が7000万円から1億1400万円(同86.9%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。売上高は22億9800万円から22億5000万円(同4.8%増)へ下振れたものの、効率的にエンジニアの工数を稼働させることで、売上原価を削減することができたほか、全社的な人件費・経費の削減に努めたことが寄与した。

■DNAチップ研究所 <2397>  784円  +99 円 (+14.5%) 一時ストップ高   11:30現在
 DNAチップ研究所<2397>が一時、ストップ高の785円に買われている。11時ごろの日本経済新聞電子版で、「8月にも、肺がん患者の遺伝子から最適な抗がん剤を選ぶ検査について医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認申請する」と報じられており、これが好材料視されている。記事によると、患者の肺からがん組織を採取し、肺がんの検査に必要な5種類の遺伝子配列を同時に調べられる「次世代シーケンス」と呼ぶ技術を使って解析するという。1回で複数の遺伝子の変異をまとめて検査できるのが特徴で、どの抗がん剤が効果があるかを見極め、治療計画の策定に役立てるのが狙いという。22年の実用化を目指すとしていることから、中期成長へ寄与しそうだ。

■HPCシステムズ <6597>  3,350円  +392 円 (+13.3%)  11:30現在
 HPCシステムズ<6597>が大幅高に買われ、急速な切り返しをみせている。同社は科学技術用の高性能計算システムの開発で先駆し、ビッグデータや人工知能(AI)分野を深耕し商機を捉えている。前週末16日取引終了後、スーパーコンピュータ「富岳」を計算資源とするSaaSサイエンスクラウドの有償サービス実証を開始したことを発表、これが株価を強く刺激する形となった。株価は3月29日と4月6日の3600円台前半でダブルトップをつけ目先調整局面にあったが、売りが一巡したことで値ごろ感を意識した投資資金が流入している。

●ストップ高銘柄
 イメージ ワン <2667>  1,487円  +300 円 (+25.3%) ストップ高   11:30現在
 サイバートラスト <4498>  9,400円  +1,500 円 (+19.0%) ストップ高   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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