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【材料】高島屋が大幅続伸、国内百貨店管理費のコスト構造改革で今期営業損益130億円の黒字転換見込む

高島屋 <日足> 「株探」多機能チャートより
 高島屋<8233>が大幅続伸している。12日の取引終了後に発表した22年2月期連結業績予想で、売上高8120億円(前期比19.3%増)、営業利益130億円、最終利益100億円と、赤字だった前期から一転して営業損益の黒字転換を見込むことが好感されている。

 新型コロナウイルスの影響の収束時期は依然見通せず、インバウンド売り上げの回復も不透明としながらも、コスト構造改革の推進で黒字確保を目指すという。具体的には採用の抑制や外部作業委託費の削減を図るほか、宣伝媒体の見直しなどを行い、今期は国内百貨店管理費のコスト構造改革として78億円の削減を図るとしている。

 なお、21年2月期は売上高6808億9900万円(前の期比25.9%減)、営業損益134億9600万円の赤字(前の期255億8200万円の黒字)、最終損益339億7000万円の赤字(同160億2800万円の黒字)だった。

出所:MINKABU PRESS

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