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【市況】日経平均9日前引け=反発、110円高の2万9819円

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 9日前引けの日経平均株価は反発。前日比110.68円(0.37%)高の2万9819.66円で前場の取引を終了した。東証1部の値上がり銘柄数は1456、値下がりは618、変わらずは113と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。

 日経平均プラス寄与度トップはオリンパス <7733>で、日経平均を14.76円押し上げ。次いでファナック <6954>が13.68円、テルモ <4543>が13.40円、信越化 <4063>が13.14円、アドテスト <6857>が11.52円と続いた。

 マイナス寄与度は118.12円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、東エレク <8035>が5.4円、セブン&アイ <3382>が3.31円、デンソー <6902>が1.4円、ホンダ <7267>が1.37円と並んだ。

 業種別では33業種中26業種が値上がり。1位は精密機器で、以下、海運、その他金融、水産・農林が続いた。値下がり上位には鉱業、鉄鋼、小売が並んだ。

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