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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 Tスマート、山田コンサル、日産東HD (26日大引け後 発表分)

Tスマート <日足> 「株探」多機能チャートより

 26日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 Tスマート <6246> [東証2]  ★今期経常を95%上方修正、配当も8円増額
 ◆21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の4億円→7.8億円に95.0%上方修正。減益率が87.3%減→75.2%減に縮小する見通しとなった。コロナ禍における厳しい経済情勢を受けた緊急収益改善策を実施し、コスト削減を進めたことが上振れの要因。
  業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の8円→16円(前期は50円)に大幅増額修正した。

 山田コンサル <4792>   ★今期経常を55%上方修正
 ◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の13.7億円→21.3億円に55.5%上方修正。減益率が37.5%減→2.9%減に縮小する見通しとなった。複数の大型案件が寄与し、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。

 グラファイト <7847> [JQ]  ★前期経常を86%上方修正、配当も5円増額
 ◆21年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億0500万円→1億9500万円に85.7%上方修正。増益率が75.0%増→3.3倍に拡大する見通しとなった。自社ブランドシャフトが新型モデル、旧モデルともに販売が想定より伸びたことが寄与。販管費の削減に加え、為替相場の変動もプラスに働いた。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→20円(前の期は20円)に大幅増額修正した。

 ホクシン <7897>   ★今期営業を一転黒字に上方修正
 ◆21年3月期の営業損益(非連結)を従来予想の4000万円の赤字→9000万円の黒字(前期は2億2200万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響で落ち込んだ販売が下期から回復したことが寄与。製造経費の削減やエネルギーコストの低減なども上振れに貢献する。  
  併せて、従来未定としていた期末一括配当は1.5円(前期は2円)実施する方針とした。

 日産東HD <8291>   ★今期経常を86%上方修正
 ◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の14億円→26億円に85.7%上方修正。減益率が65.2%減→35.4%減に縮小する見通しとなった。新型車のノート、キックス、ルークスのほか、リーフ、セレナ、デイズなどの販売が好調だったことが寄与。中古車販売・自動車整備事業の伸長も上振れに貢献する。

 アバンティア <8904>   ★上期経常を一転67%増益に上方修正
 ◆21年8月期上期(20年9月-21年2月)の連結経常利益を従来予想の1.4億円→3.6億円に2.6倍上方修正。従来の35.8%減益予想から一転して67.0%増益見通しとなった。主力の戸建住宅事業で土地・建物セットの引き渡し棟数が365棟(計画比12棟増)に伸びたことが寄与。

 両毛システム <9691> [JQ]  ★今期経常を65%上方修正
 ◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の7.6億円→12.6億円に65.5%上方修正。減益率が40.5%減→1.6%減に縮小する見通しとなった。文部科学省の「GIGAスクール構想」関連が好調に推移するほか、民間市場のICT需要の回復も追い風となる。また、生産性の向上などで収益構造が改善することも上振れにつながる。

 ジュンテンドー <9835> [東証2]  ★前期経常を18%上方修正・29期ぶり最高益更新へ
 ◆21年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の19.2億円→22.5億円に17.7%上方修正。増益率が7.7倍→9.0倍に拡大し、29期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。マスクなどの感染予防関連や園芸、資材といった巣ごもり関連の好調が継続したほか、冬物商品の販売が伸びたことが上振れの背景。


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