市場ニュース

戻る
 

【市況】日経平均VIは上昇、株価下落で警戒感高まる

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+1.53pt(上昇率6.85%)の23.87ptと上昇している。なお、今日ここまでの高値は24.64pt、安値は22.81pt。

今日の東京株式市場は売りが先行。日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。東京市場の取引時間中にダウ平均先物が軟調な動きとなったこともあり、市場心理が悪化。日経225先物は先週末も大きく下げており、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが高まり、日経VIは終日、先週末水準を上回って推移した。午後は日経225先物がやや下げ渋っており、警戒感がやや緩和し日経VIは上昇幅を縮めている。


【日経平均VIとは】

日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《FA》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均