市場ニュース

戻る
 

【市況】日経平均VIは上昇、日銀会合の結果発表受け警戒感高まる場面も

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時45分現在、前日比+1.39pt(上昇率6.74%)の22.01ptと上昇している。なお、今日ここまでの高値は22.77pt、安値は21.34pt。

昨日の米国株安を受け、今日の東京株式市場は売りが先行。日経225先物は下落し、日経VIは上昇して始まった。午後になって日銀金融政策決定会合で、TOPIX連動型のETFのみ買い入れると決め、日経平均型の購入をやめると伝えられると日経225先物が下げ幅を拡大し、警戒感が高まり、日経VIは上昇幅を広げる場面があった。しかしその後は日経225先物が下げ渋ったこともあり、日経VIは落ち着いた動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《FA》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均