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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 値がさ株が日経平均を押し上げも、NT倍率は低下傾向


 日経225先物は11時30分時点、前日比220円高の2万9750円(+0.74%)前後で推移している。寄り付きは2万9640円とシカゴ先物清算値(2万9625円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。現物の寄り付き直後には2万9570円まで軟化する場面もみられたが、その後は2万9600円を上回って底堅い値動きに。前場半ば辺りから一気に強含み、一時2万9860円まで上昇幅を広げている。前引けにかけてはやや伸び悩んだものの、2万9750円を挟んだ値動きを続けている。
 
 ソフトバンクグループ <9984> 、ファーストリテイリング <9983> 、アドバンテスト <6857> 、東京エレクトロン <8035> など、指数寄与度の大きい値がさ株が日経平均株価を押し上げる形である。ただし、日経平均の3万円回復で目先的な反発にも一巡感が意識されやすい。また、NT倍率は先物中心限月で15.17倍と低下傾向を続けており、FOMC(米連邦公開市場委員会)を前にしたリバランス中心の売買と見られる。

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