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【市況】日経平均VIは低下、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや後退

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.95pt(低下率3.53%)の25.94ptと低下している。なお、今日ここまでの高値は27.10pt、安値は25.51pt。

今日の東京株式市場は売り買いが交錯する展開で、日経225先物は前日水準を挟んだ推移となり、市場心理も片方に大きく傾くことはなく、日経VIも方向感の定まらない動きとなっている。ただ、日経225先物が比較的小幅な値動きとなっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや後退し、日経VIは概ね前日水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《FA》

 提供:フィスコ

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