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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ギャップスタート後は断続的なインデックス売り、NT倍率は低下


 日経225先物は11時30分時点、前日比190円高の2万8950円(+0.66%)前後で推移している。寄り付きは2万9400円とシカゴ先物清算値(2万9180円)を大きく上回るギャップスタートとなったが、寄り付きを高値にじりじりと上げ幅を縮める展開。現物の寄り付き後は2万9100円~2万9200円辺りでの保ち合いをみせていたものの、前場半ばにこのレンジを割り込むと、前引けにかけて2万8900円まで軟化している。

 週末の米国市場の切り返しを受け、朝方はショートカバーに伴う商いが一気に集中する形となった。しかし、週末にメジャーSQを控えていることもあり、ショートカバーの一巡後はこう着感の強い展開が続いている。ファーストリテイリング <9983> や値がさハイテク株など、指数寄与度の大きい銘柄が下げに転じていることもあり、断続的なインデックス売りに押されているようである。NT倍率は先物中心限月で上昇して始まったものの、その後は低下に転じており、テクニカル面では75日移動平均線を下回って推移している。

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