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【市況】8日の株式相場見通し=買い優勢、米株急反発受けリバウンドへ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京株式市場は、主力株をはじめ広範囲に買い戻しが優勢となり、日経平均は反発に転じる公算が大きい。前週末の米国株市場では景気敏感株中心に買われ、NYダウが4日ぶりに大きく切り返したほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も上昇した。注目された2月の米雇用統計は雇用者数が市場コンセンサスを上回り、これを受けた景気回復期待が株高の背景となった。米長期金利は一時1.6%台に上昇し全体相場の波乱要素となったが、その後は1.5%台まで低下し、金利上昇への過度な不安も緩和された。東京市場では前週末の取引時間中に大幅続落歩調にあったものの目先突っ込み警戒感も台頭、大引けは急速に戻して60円あまりの下落にとどまっており、きょうもその買い戻しの流れが継続しそうだ。

 5日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比572ドル16セント高の3万1496ドル30セントと4日ぶり急反発。ナスダック総合株価指数は同196.676ポイント高の1万2920.148だった。

 日程面では、きょうは1月の国際収支、1月の景気動向指数速報値、2月の景気ウォッチャー調査など。海外では1月の米卸売在庫・売上高など。

出所:MINKABU PRESS

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