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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ABCマート、旭化成、郵船

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
■新生銀行 <8303>  1,664円  +75 円 (+4.7%)  本日終値
 新生銀行<8303>が3日続伸。SBIホールディングス<8473>が2日の取引終了後に財務省に提出した変更報告書で、株式保有割合が12.37%から13.47%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑が働いたようだ。なお、保有目的は純投資で、報告義務発生日は2月26日。

■エービーシー・マート <2670>  6,230円  +220 円 (+3.7%)  本日終値
 エービーシー・マート<2670>は反発。2日の取引終了後に発表した2月度概況で、既存店売上高は前年同月比9.8%減と4カ月連続で前年実績を下回ったものの、20年12月の同16.8%減、今年1月の同25.2%減から大きく改善しており、これが好材料視されたようだ。前年に比べて営業日が1日少ない曜日並びだったことに加えて、緊急事態宣言の影響もあった。ただ、中旬以降は客数が伸び、全国的に回復傾向となった。なお、全店売上高は同8.5%減だった。

■長瀬産業 <8012>  1,776円  +58 円 (+3.4%)  本日終値
 長瀬産業<8012>が反発。きょう付けの化学工業日報で、「中国の半導体ビジネスの売上高を2025年に19年比3倍の300億円に引き上げる」と報じられており、これが好材料視されたようだ。記事によると、現地化、専門集団化した組織や業界との太いパイプを強みに、中国資本と日系の技術をマッチングし、自らもメーカーポジションを取って積極投資に打って出るとしており、ウエハー出荷ケースの製造・リサイクルや、製造プロセスに欠かせない静電チャックで合弁工場の設置を計画しているという。

■アダストリア <2685>  1,976円  +60 円 (+3.1%)  本日終値
 アダストリア<2685>が大幅高。2日の取引終了後に発表した2月度の月次売上高で、既存店売上高は前年同月比9.6%減と4カ月連続で前年実績を下回ったものの、1月の同20.0%減から減収率が改善したことが好感されたようだ。気温の上昇により中旬から客数が回復しはじめ、特に下旬にかけて春物商品の売り上げが順調に伸長した。ただ、新型コロナウイルス感染症の影響などで月間では客数が同10.1%減と落ち込んだことが響いた。なお、全店売上高は同8.5%減だった。

■ユナイテッドアローズ <7606>  1,989円  +57 円 (+3.0%)  本日終値
 ユナイテッドアローズ<7606>が5日ぶりに反発。2日の取引終了後に発表した2月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高は前年同月比18.1%減と12カ月連続で前年実績を下回ったものの、前年がうるう年のため営業日数が1日少なかったことの影響があったことなどを考慮すると、健闘したとの見方が強いようだ。ネット通販既存店は同5.4%増となったものの、緊急事態宣言の延長によるマイナス影響が実店舗に出ていることなどが響いたという。なお、全社売上高は同16.8%減だった。

■宇部興産 <4208>  2,246円  +63 円 (+2.9%)  本日終値
 宇部興産<4208>が3日続伸。この日午後、トヨタ自動車<7203>が発売した新型「MIRAI」に、両社が共同開発した燃料電池自動車用の高圧水素タンクライナー向けポリアミド(ナイロン)6樹脂「UBE NYLON 1218IU」が採用されたと発表しており、これが好感された。1218IUは、「MIRAI」に搭載される高圧水素タンクの最内層の構成部材として使用され、水素が外部に漏れだすことを防止する樹脂ライナーの材料としての厳しい要件をクリアしたという。なお、14年に発売された先代モデルの「MIRAI」から継続しての採用となるとしている。

■旭化成 <3407>  1,188.5円  +31.5 円 (+2.7%)  本日終値
 旭化成<3407>が反発。SMBC日興証券は2日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに、目標株価を1350円から1450円に引き上げた。同証券では、21年3月期の連結営業利益予想を1480億円から1630億円(会社計画1600億円)に増額した。スペシャルティソリューション事業を中心に幅広い事業を上方修正した。22年3月期の同利益は1630億円から1780億円へ増額。リチウムイオン電池用セパレータや免疫抑制剤の売り上げ伸長などを主要因としている。また、同社の温室効果ガス(GHG)排出量はセクター内で、特に少ない点は再評価の余地があると指摘している。

■日本郵船 <9101>  3,080円  +75 円 (+2.5%)  本日終値
 日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など大手をはじめ海運株が軒並み高。新型コロナワクチンの普及に伴う世界経済回復期待が高まってきたことでグローバル物流を担う海運セクターに追い風が意識されている。特に、新型コロナウイルスの収束で先行した中国では経済の復元力が強い。中国では今週末5日から全人代が開幕するが、内需拡大振興策の推進などが見込まれ、一段と景気が刺激されることへの期待が大きい。ばら積み船市況など中国経済の影響を受けやすい海運セクターにとってもポジティブといえ、これを先取りする買いが優勢となっている。

■コーセー <4922>  17,600円  +410 円 (+2.4%)  本日終値
 コーセー<4922>が反発。SMBC日興証券が2日付で、投資評価「1」を継続し、目標株価を1万7200円から2万1000円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、国内インバウンド売り上げの減少分を中国・海南島免税売り上げ増加で概ねカバーできているほか、再度の緊急事態宣言で国内消費回復が遅れるなかでもコストコントロールを徹底し、他社に先がけて利益改善が進むとの評価を継続。同証券による営業利益予想は、21年3月期期は2度目の緊急事態宣言による国内化粧品売り上げの回復鈍化を織り込み150億円から140億円へやや減額したが、21年12月期以降は中国免税売り上げが従来想定以上に好調であることなどを踏まえ、21年12月期は375億円から385億円へ、22年12月期は432億円から445億円へ、23年12月期は482億円から492億円へ引き上げている。

■センコーHD <9069>  1,039円  +24 円 (+2.4%)  本日終値
 センコーグループホールディングス<9069>は反発。2日取引終了後、海外市場で220億円の転換社債(CB)型新株予約権付社債を発行し、その調達資金の一部を用いて同時に自社株買いを実施することを発表した。CB発行に伴う潜在株式による1株当たり利益の希薄化が警戒されたが、この日は自社株買いによる株主還元の充実や資本効率の向上などを評価する買いが流入した。2日に470万株(発行済み株式の3.09%相当)、40億円を上限とする自社株取得枠を設定。この日の早朝、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において394万800株(約40億円)を買い付けている。

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