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【材料】大成ラミック続伸、包装フィルム採算改善で21年3月期業績予想を上方修正

 大成ラミック<4994>が続伸している。1日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を14億8000万円から23億7500万円(前期比34.9%増)へ、純利益を10億3000万円から11億4500万円(同3.6%増)へ上方修正し、営業減益予想から一転して増益予想としたことが好感されている。

 包装フィルム部門で国内の長梅雨や低採算取引の見直しによる影響があったほか、包装機器部門でコロナ禍での設備投資の先送りなどがあり、売上高は263億1000万円から257億5000万円(同2.8%減)へ下方修正した。ただ、包装フィルム部門の国内取引の採算改善に加えて、コロナ禍での活動制限に伴う経費支出の減少、原材料価格が想定より下回ったことなどが利益を押し上げる。

出所:MINKABU PRESS

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