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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 支持線レベルまで一気に下落、いったんはリバウンド狙いのスタンスに


 日経225先物は11時30分時点、前日比750円安の2万9440円(-2.48%)前後で推移している。長期金利の上昇ピッチの速さを嫌気した米国株安の流れを受けて、寄り付きは2万9640円とシカゴ先物清算値(2万9620円)にサヤ寄せするギャップスタートとなった。一時、日経平均採用銘柄の全てが下落するといった全面安商状のなか、日経225先物は下落基調を強め、寄り付き後早い段階で2万9210円まで急落。前引けにかけては下げ渋っているものの、2万9400円を挟んでの推移であり、戻りの鈍さが意識されている。

 長期金利の上昇に加えて、米軍がシリア東部で親イラン勢力に空爆を実施したと伝わり、アルゴが発動したことも指数を押し下げる一因となったようである。日経225先物は一気に支持線として意識される25日移動平均線レベルまで下落したことにより、いったんはリバウンド狙いのスタンスになりそうだ。なお、前引けのTOPIXは1.92%の下落だった。2%近い下落場面において、日銀のETF買い入れの動きがみられるかが注目されよう。

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