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【市況】<マ-ケット日報> 2021年2月24日

 24日の市場は日経平均が大幅反落。終値は前営業日比484円安の2万9671円だった。今週に入って米国のハイテク株安が大きくなっていることから警戒売りに押される展開。日経平均の3万円台は目先筋の利食い売りポイントにもなっており先物に売りが出やすい状況だ。時間外取引の米株先物安や中国上海株安など各所で連鎖安が起きており日経平均は結局この日の安値引け。終値で3万円台を割り込むのは今月12日以来のことである。

 昨日の米国市場は金融緩和の長期化観測からダウ平均は小幅ながらも3日続伸した。FRB議長が議会証言で金融緩和の長期化を改めて示唆し金利上昇懸念が和らいだ。市場が警戒している最近のインフレ傾向に関し動きは弱いとの見方を示したことも安心感につながった。一方、長期金利の水準の高さは依然として意識されており、PER面で割高感のあるハイテク株はこの日も下落。ナスダック指数は続落となっている。

 さて、東京市場は米国のハイテク株安の影響を受けて大きく反落する1日に。特に投機的売買の対象となっていたテスラ株やビットコイン(仮想通貨)相場の急落が心理的な圧迫となり手じまい売りを急がせたようである。ここまでの急伸ぶりを振り返れば当然の調整と言えそうだが、PERが高かっただけに早期の回復は少し難しそうだ。全体的にも物色の柱が見えにくくなっており、目先は気迷い相場が続くかもしれない。(ストック・データバンク 編集部)

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