ZHD <日足> 「株探」多機能チャートより
Zホールディングス<
4689>は3日ぶりに反落。IT関連株が軟調なか同社株にも売りが先行している。ただ、SMBC日興証券は22日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに、目標株価は900円から950円に引き上げた。同社の評価要因としては(1)主要事業が堅調であること(2)LINEの業績回復、拡大の期待も高まってくること(3)AIテックカンパニーへの変貌やフィンテック・金融事業の成長などにより、まだ株価に織り込まれていない業績拡大余地も大きいこと――などを挙げている。特に、同社は米国で成功したビジネスモデルを日本に移植するタイムマシン経営が大きな成果を上げたが、今回はフィンテック先進国の中国発のタイムマシン経営に注目。日本市場に最適化されたビジネスモデルに昇華できれば、フィンテック・金融事業が第三の柱として中長期的な利益成長を牽引するとみている。
出所:
MINKABU PRESS