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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 海外勢による先回り的な資金流入への思惑も意識される


 日経225先物は11時30分時点、前日比180円高の3万220円(+0.59%)前後で推移している。寄り付きは3万240円とシカゴ先物清算値(3万200円)を上回って始まり、その直後に3万300円を回復すると、現物の寄り付き時には3万400円に迫る場面をみせた。買い一巡後は3万330円~3万400円辺りで保ち合い、前場半ばにはレンジを突破し一時3万450円まで上昇。しかし、3万500円接近で強弱感が対立、前引けにかけては利益確定の売りに押され、寄り付き水準を下回って推移している。

 先週末に2万9740円まで売られる場面もみられたが、ナイトセッションでは3万円を上回って推移したこともあり、ショートカバー優勢の展開とみられる。また、祝日前であるため本来は模様眺めムードが強まりやすいものの、断続的にインデックス買いが流入している状況だ。祝日を前にして海外勢による先回り的な資金流入の思惑も意識されているとみられる。前場半ば以降の弱い値動きによって後場は一段と手掛けづらくなりそうだが、3万円近辺の底堅さにより、押し目狙いのスタンスとなる。

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