【市況】１日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は２２９ドル高と反発

　１日の米株式市場では、ＮＹダウが前週末比２２９．２９ドル高の３万２１１．９１ドルと反発した。

　個人投資家の投機的売買で株価が急騰していたゲームストップ株が急落し、ＡＭＣエンターテインメントも小幅高にとどまった。これを受け、市場の混乱が落ち着くことへの期待が浮上しＮＹダウ、ナスダック指数ともに上昇した。米１月ＩＳＭ製造業景況感指数は５８．７と市場予想を下回ったが、底堅い内容と受け止められた。アップルやアマゾン・ドット・コム、フェイスブックが高く、エヌビディア、ネットフリックス、ボーイングが上昇した。ディズニーやバンク・オブ・アメリカも値を上げた。半面、ジョンソン＆ジョンソンやウォルマート、ベライゾン・コミュニケーションズが下落。ホーム・デポやアメリカン航空グループも安い。

　ナスダック総合株価指数は、３３２．６９９ポイント高の１万３４０３．３９４と反発した。出来高概算は、ニューヨーク市場が１０億４６１２万株だった。

出所：MINKABU PRESS