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【市況】大阪金見通し:上昇か、銀価格上昇が金価格の下支え要因に


大阪取引所金標準先物 21年12月限・夜間取引終値:6292円(前日日中取引終値↑12円)

・想定レンジ:上限6340円-下限6260円

2日の大阪取引所金標準先物(期先:21年12月限)は上昇しそうだ。前日の米国株式市場でダウ平均が上昇し、米国市場混乱への警戒感が後退。また、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが底堅い動きとなっている。本来はこうした動きを受け、金には資金が向かいにくくなるところだが、海外市場で銀に投機的な資金が流入し、銀価格が上昇。同じ貴金属である金価格の下支え要因となっている。こうした動きを受け、ナイトセッションで金先物は底堅く推移しており、今日の金価格はこの流れを引き継ぎ、買い優勢の展開となりそうだ。

《FA》

 提供:フィスコ

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