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【市況】日経平均は14円安でスタート、村田製やJCRファーマなどが軟調/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 27649.07 (-14.32)
TOPIX  : 1806.63 (-2.15)

[寄り付き概況]

 2月1日の日経平均は前週末比14.32円安の27649.07円と小幅に3日続落でスタート。1月29日の米国市場でダウ平均は620.74ドル安の29982.62ドル、ナスダックは266.46ポイント安の13070.70ポイントで取引を終了。中国株式相場の下落や一部投機過熱を受けた金融システム安定リスクの上昇が警戒され、寄り付き後大きく下落した。証券取引委員会(SEC)が声明を発表、議会が公聴会を開催する計画を発表しても下げ止まらず、神経質な展開が続き、引けにかけては下げ幅を拡大した。

 シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の27780円。市場想定とやや異なり、寄り付きは小安く始まったものの、結局はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、即座にプラス転換し、上げ幅を拡大する展開に。ただし、引き続き米国市場が不安定な状態であることから、買い一巡後はこう着感が強まるとの見方が市場からは聞かれている。

 売買代金上位では、第3四半期決算を発表したエムスリー<2413>の他、ソフトバンクG<9984>、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、キヤノン<7751>などが堅調な反面、村田製作所<6981>、JCRファーマ<4552>、富士通<6702>、東京電力HD<9501>、アンリツ<6754>などが軟調。業種別では、ガラス土石、非鉄金属、金属製品などが上昇率上位に。
《FA》

 提供:フィスコ

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