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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:アンリツ、ニチコン、アウトソシン

アンリツ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ニチコン <6996>  1,442円  +79 円 (+5.8%)  11:30現在
 ニチコン<6996>が大幅続伸している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「40億円を投じ、2021年末までにフィルムコンデンサーの生産能力を倍増させる」と報じられており、これが好材料視されている。記事によると、電気自動車(EV)向けの需要が拡大しており、自動車メーカーや系列部品メーカーへの販売に加えて、モーター専業メーカーである日本電産<6594>への供給も決まったとしており、日本電産が手掛けるEV駆動用モーターに組み込むことで、中国などの新興自動車メーカー向けなどに販路を拡大するという。

■アウトソーシング <2427>  1,323円  +61 円 (+4.8%)  11:30現在
 アウトソーシング<2427>が大幅高に買われ、8日ぶりに大きく切り返してきた。工場の生産ライン向けを主力に技術系人材派遣ビジネスを展開、コロナ禍にあっても需要は堅調で足もとの業績は底堅く推移している。20年12月期は営業利益段階で前の期比11%減と2ケタ減益の見通しながら株価には織り込まれており、21年12月期は売上の半分を占める海外向けが牽引し急回復が有力視されている。積極的なM&A戦略が評価されており、直近では、製造業向け人材サービスを手掛けるエス・エス産業(愛知県小牧市)の全株式を取得し子会社化することを発表、これによる業容拡大効果を材料視する買いを呼び込む形となった。

■青山商事 <8219>  622円  +22 円 (+3.7%)  11:30現在
 青山商事<8219>は続伸している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「専門店の6割にあたる400店で売り場面積を最大5割減らす」と報じられたものの、「空きスペースはコンビニエンスストアなどを誘致する」とあることから、テナント収入などによる業績への貢献を期待した買いが入っているようだ。

■アンリツ <6754>  2,680円  +73 円 (+2.8%)  11:30現在
 アンリツ<6754>の上値追いが止まらない。きょうは一時98円高で2700円台に乗せ、昨年6月29日につけた昨年来高値2656円を約7カ月ぶりに更新した。株価はきょうまで14連騰という記録的な上昇をみせている。通信計測器のトップメーカーで世界的に商用サービスが本格化する高速通信規格5Gを背景とした基地局やスマートフォンの投資需要を取り込み、業績は売上高、利益ともに拡大基調を堅持している。また、菅政権ではポスト5G(6G)の国際的な主導権争いに乗り遅れないよう通信規格の国際ルール作りを主導し、フロントランナーを目指すことを重要政策のひとつに掲げている。ここでも新たな通信計測器需要が創出され、同社株は関連最右翼として存在感を示す公算が大きい。

■リソー教育 <4714>  299円  +8 円 (+2.8%)  11:30現在
 リソー教育<4714>が反発している。19日の取引終了後、従来6~9円を予定していた21年2月期期末配当予想について、下限を2円増額して8~9円にすると発表したことが好感されている。年間配当は8~9円になる予定だ。第3四半期(20年9~11月)は生徒数が引き続き順調に推移し、授業実施数も増加したなど業績が前年同期を上回ったことに加えて、感染防止のためのインフラ整備が整い追加で大きく費用が掛からない見込みのためとしている。

■Jエレベータ <6544>  2,517円  +64 円 (+2.6%)  11:30現在
 ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>が3日続伸している。19日の取引終了後、同業の東京エレベーター(東京都中央区)株式の一部(議決権所有割合90.0%)を取得し子会社化したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。東京エレベーターは東京・神奈川・埼玉・千葉などの首都圏を中心に450台以上のエレベーターなどの保守管理を行っている。今回の株式取得で東京エレベーターがグループに加わることで、Jエレベータグループは保守契約台数の増加を通じた首都圏における事業基盤の一層の強化を図るとともに、共通のサービス提供エリアにおける人的資源の相互活用を通じた効率的なメンテナンスの実施、技術ノウハウの提供によるサービス品質の向上などを図ることが可能になるという。なお、21年3月期業績への影響は軽微としている。

■オプテックスグループ <6914>  2,085円  +52 円 (+2.6%)  11:30現在
 オプテックスグループ<6914>は続伸している。19日の取引終了後、傘下のオプテックスがビーコン機能を搭載し自動ドアセンサーを活用したシェアリングサービス「OMNICITY(オムニシティ)」の運用を2月に開始すると発表しており、これが好材料視されている。「オムニシティ」は自動ドアを有効活用したいオーナーと、自動ドアを活用して情報発信したいサービサーをマッチングするサービスで、既存の自動ドアセンサーを同社のビーコン機能付き自動ドアセンサーに置き換え、利用登録をするだけで運用が開始できる。自動ドアオーナーは、これを活用して自社の情報発信に利用できるほか、メディアを他店舗や他企業に貸し出し、利用収入を得る運用も可能となるという。同社ではまずは自動ドアセンサーから段階的に拡張させ、23年までに100万カ所まで拡大する予定としている。

■AGC <5201>  3,870円  +90 円 (+2.4%)  11:30現在
 AGC<5201>が続伸している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「2021年12月期の連結営業利益(国際会計基準)は、前期推定に比べて3割増の約1000億円になる見通しだ」と報じられており、これが好材料視されている。記事によると、医薬品の受託製造や半導体用の先端材料事業が伸びるほか、自動車向けなどのガラス事業の営業損益が改善するという。なお、決算発表は2月5日に予定されている。

■国際石油開発帝石 <1605>  641円  +12 円 (+1.9%)  11:30現在
 石油関連株が反発。国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>、ENEOSホールディングス<5020>はともに3日ぶりに上昇している。19日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の2月限が前日比0.62ドル高の1バレル=52.98ドルと上昇した。米次期財務長官に指名されているイエレン前連邦準備理事会(FRB)議長は公聴会で、大規模な追加経済対策の必要性を訴えたことから、景気回復による原油需要の増加期待が膨らんだ。

■ジーエヌアイグループ <2160>  1,997円  +36 円 (+1.8%)  11:30現在
 ジーエヌアイグループ<2160>が高い。同社は19日取引終了後、子会社北京コンチネント薬業が深セン証券取引所への上場申請を決定したことを発表しており、これが株価を強く刺激する材料となった。

■東京エレクトロン <8035>  44,590円  +460 円 (+1.0%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が買い優勢の展開となっている。前日の米国株市場では主要株3指数がいずれも上昇したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数の上昇が目立った。半導体セクターが全体相場を牽引しており、特に半導体製造装置世界トップのアプライドマテリアルズが6%近い上昇を示すなど物色人気を集めた。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も大幅反発に転じ過去最高値を更新した。これを受けて東京市場でも同関連株に投資資金の流入が継続している。

■アステラス製薬 <4503>  1,671.5円  +11 円 (+0.7%)  11:30現在
 アステラス製薬<4503>が3日ぶりに反発。20日付の日本経済新聞は、同社が「免疫細胞を使ってがんを攻撃する開発中の新薬について、人体に投与する臨床試験(治験)を申請する」と伝えた。免疫機能を利用した「がん免疫薬」で、ピンポイントでがんを攻撃でき副作用が少ないことが特徴だという。同社は、まず血液がん向け製品について21年から治験準備に着手し、22年にも治験に入り将来的には臓器がんへの応用を視野に入れている、と報道されている。

■日本航空 <9201>  1,890円  -32 円 (-1.7%)  11:30現在
 日本航空<9201>、ANAホールディングス<9201>がいずれも強弱感対立のなか前日終値近辺で売り買いを交錯させている。新型コロナウイルスの影響で空運業界は厳しい経営環境を余儀なくされ、株価も底値圏での推移を強いられている。両社とも19日に21年度の国内線の事業計画を発表、機材の小型化による運航コストの抑制や需要に合わせた減便など合理化で対応する構え。また、国際線と比較して早期回復の見込める国内線の強化なども打ち出し、収益改善を目指す方針。株価は上値こそ重いものの、値ごろ感からの買いや空売りの買い戻しを背景に底堅さを発揮している。

■日総工産 <6569>  813円  +110 円 (+15.7%)  11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 日総工産<6569>は急反騰。19日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を670億円から680億円(前期比9.3%減)へ、営業利益を18億円から24億円(同21.6%減)へ、純利益を13億円から17億円(同16.4%減)へ上方修正したことが好感されている。主力の製造系人材サービスで、顧客メーカーにおける生産活動再開のもと、製造スタッフの稼働が上昇し、1人当たり売上高が改善するなどの回復基調が従来予想より鮮明となったことが要因。また、自動車関連や電子デバイス関連の一部顧客メーカーが増産・増員に転じ、外部人材活用ニーズの回復が予想より早まり、在籍の増加及び1人当たり売上高の増加が見えつつあることも寄与するとしている。同時に業績予想の修正に伴い、従来11円53銭を予定していた期末一括配当を15円10銭にすると発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、前期実績に対しては9円90銭の減配になる予定だ。

■データアプリ <3848>  1,855円  +215 円 (+13.1%) 一時ストップ高   11:30現在
 データ・アプリケーション<3848>が一時ストップ高。19日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を19億3500万円から20億円(前期比6.9%減)へ、営業利益を1200万円から1億6000万円(同56.2%減)へ、純利益を1600万円から1億1700万円(同56.2%減)へ上方修正したことが好感されている。サブスクリプション型売り上げの伸長や期間限定ライセンスが計画を上回っていることに加えて、作業の内製化による外注費の削減や顧客動向変化に伴う旅費交通費や出張転勤費の未消化、計画していたイベントの延期などによる広告宣伝費の未消化が利益押し上げに寄与した。

●ストップ高銘柄
 ヤギ <7460>  1,710円  +300 円 (+21.3%) ストップ高   11:30現在
 大谷工業 <5939>  6,370円  +1,000 円 (+18.6%) ストップ高   11:30現在
 トランスジェニック <2342>  649円  +100 円 (+18.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、3銘柄

●ストップ安銘柄
 WT天然ガス <1689>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   11:30現在
 以上、1銘柄

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