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【市況】株価指数先物【昼のコメント】バイデン次期米大統領による経済対策案発表後の調整は想定内


 日経225先物は11時30分時点、前日比170円安の2万8640円(-0.59%)前後で推移している。バイデン米次期大統領による経済対策案が発表され、概ね予想通りの内容だったこともあってか利益確定の流れとなり、前場半ばには2万8580円まで下げる場面がみられた。もっとも、調整はしたものの下げ渋りをみせている。

 日経225先物は利食いに押される形となったが、テクニカル面では上昇する5日移動平均線が支持線として機能している。あくまでも急ピッチの上昇に対する利益確定といった見方になりやすく、改めて売り込む流れにはならないだろう。

 前引けのTOPIXは0.51%の下落であり、後場は日銀のETF買い入れが見込まれる。週末要因で商いが膨らみづらいなか、売りを仕掛けてくる流れも限られよう。押し目待ち狙いの買い意欲は強く、ショートポジションは避け、NTロング(日経225先物買い・TOPIX先物売り)によるスプレット狙いのスタンスは継続しておきたい。

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