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【通貨】外為サマリー:1ドル103円70銭台で推移、時間外の米金利低下が重荷

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=103円78銭と前日の午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高となっている。

 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=103円80銭前後と前日に比べ10銭弱のドル安・円高で取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のハト派的な発言を受けて一時103円57銭まで軟化。その後はバイデン次期米大統領が公表する追加経済対策への期待感から下げ渋る動きとなったが戻りは限定的だった。

 バイデン次期米大統領は14日夜(日本時間15日朝)に1.9兆ドル(約200兆円)規模の追加経済対策を公表したが、前日には一部で2兆ドル規模との見通しが報じられていたことからリスク選好的な動きにはつながらず。時間外取引の米長期金利は1.11%台に低下し、これが重荷となるかたちで午前9時20分頃には103円70銭まで押される場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2154ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=126円14銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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