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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

山陽百 <日足> 「株探」多機能チャートより

■山陽百 <8257>  2,061円 (+400円、+24.1%) ストップ高

 山陽百貨店 <8257> [JQ]がストップ高。親会社である山陽電気鉄道 <9052> が13日の取引終了後、同社の完全子会社化を目指して1株2630円でTOBを実施すると発表しており、TOB価格にサヤ寄せする格好となった。山陽電は現在、直接、間接合わせて山陽百株式の53.03%を所有しているが、完全子会社化することで不動産の権利関係の整理や老朽化した設備の更新とリモデルへの対応、百貨店の事業戦略の遂行などの課題を解決し、グループの企業価値の向上を図るのが狙い。買付予定数は38万4746株(下限11万7384株、上限設定なし)で、買付期間は1月14日から3月1日まで。なおTOB成立後、山陽百は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は、山陽百株式を1月13日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

■幸和製 <7807>  1,016円 (+150円、+17.3%) ストップ高

 幸和製作所 <7807> [JQ]がストップ高に買われた。14日午後1時ごろ、21年2月期の連結業績予想について、売上高を49億9800万円から52億4400万円(前期比12.5%減)へ、営業利益を1億500万円から3億3200万円(前期1億3100万円の赤字)へ、純利益を4200万円から2億4400万円(同3億6700万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。昨年春の緊急事態宣言解除後に受注が緩やかに回復していることに加えて、同社製品が生活必需品であることや新商品の販売効果もあり、需要が予想を超えて回復に向かっていることが要因という。また、業務効率化や固定費抑制を図ったことも寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(3-11月)決算は、売上高40億4500万円(前年同期比15.8%減)、営業利益3億2400万円(同5.0倍)、純利益2億7100万円(前年同期1億5900万円の赤字)だった。

■イワキ <8095>  643円 (+93円、+16.9%)

 東証1部の上昇率トップ。イワキ <8095> が大幅7日続伸し昨年来高値を更新した。13日の取引終了後、21年11月期連結業績予想を発表しており、売上高730億円(前期比11.7%増)、営業利益26億円(同27.8%増)を見込み、年間配当を前期比2円増の18円としたことが好感された。ファインケミカル事業では、バイオ・高薬理活性医薬品市場の拡大に伴う外部委託需要が高まることが想定されることから、最適な営業体制の構築による営業力の向上と案件獲得を推進する。また、HBC(ヘルス&ビューティーケア)・食品事業では、通販化粧品分野において引き続き積極的なプロモーション活動及び新製品開発に取り組むほか、子会社化したマルマンH&Bとシナジーを創出することで営業最高益更新を目指すとしている。なお、20年11月期決算は、売上高653億4100万円(前の期比6.0%増)、営業利益20億3500万円(同4.1%減)だった。また、同時に発表した23年11月期を最終年度とする中期経営計画で、最終年度に連結売上高820億円、営業利益42億円を目指すとしたことも意欲的な計画との見方から好材料視された。更に、持ち株会社体制へ変更し、6月1日付で新商号を「アステナホールディングス」とすることも発表した。

■エスプール <2471>  850円 (+94円、+12.4%)

 東証1部の上昇率3位。エスプール <2471> が続急騰。一時、13日比119円(15.7%)高の875円に買われた。13日の取引終了後に発表した21年11月期連結業績予想で、売上高248億円(前期比18.0%増)、営業利益25億円(同12.2%増)、純利益16億3500万円(同3.5%増)と2ケタ増で連続営業最高益更新を見込み、年間配当を前期比80銭増の4円10銭と連続増配を予定していることが好感された。主力の人材アウトソーシングで需要が堅調なコールセンター業務を中心に着実な成長を見込むほか、ロジスティクスアウトソーシングでは巣ごもり消費を追い風にEC通販サービスの更なる拡大を目指すという。また、障害者雇用支援では、法定雇用率の引き上げによる需要拡大が見込まれるほか、関西への進出も貢献する見通しだ。なお、20年11月期決算は、売上高210億900万円(前の期比19.9%増)、営業利益22億2800万円(同38.9%増)、純利益15億8000万円(同46.0%増)だった。同時に、25年11月期を最終年度とする中期経営計画を発表。最終年度に売上高410億円、営業利益50億円を目指すとしたことも、意欲的な中計と評価されたようだ。

■明光ネット <4668>  593円 (+57円、+10.6%)

 東証1部の上昇率5位。明光ネットワークジャパン <4668> が急反騰。14日正午ごろに発表した第1四半期(9-11月)連結決算が、売上高45億200万円(前年同期比5.1%減)、営業利益3億9600万円(同21.0%増)、純利益3億1100万円(同59.0%増)と2割強の営業増益となったことが好感された。コロナ禍に伴う生徒数減少の影響が大きく、フランチャイズ事業や日本語学校は苦戦したものの、直営事業でコロナ禍対応により夏期講習を9月まで延長実施したことが、増益に寄与した。なお、21年8月期通期業績予想は、売上高183億円(前期比0.4%増)、営業利益2億6400万円(同22.9%増)、純利益2億7000万円(前期22億3200万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

■パルHD <2726>  1,360円 (+123円、+9.9%)

 東証1部の上昇率6位。パルグループホールディングス <2726> が4連騰。13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(3-11月)連結決算は、売上高770億5900万円(前年同期比22.7%減)、営業利益14億5000万円(同81.9%減)、最終利益5億9200万円(同90.8%減)と大幅減益となったものの、9-11月期では29.2%営業増益となったことに加えて、通期計画の営業損益予想を上回って着地したことが好感された。前年春の緊急事態宣言を受けた店舗の臨時休業並びに時間短縮営業による影響が大きく、累計業績は大幅減収減益を余儀なくされたが、9-11月期はコロナ禍がやや落ち着いたことで販売環境が好転したことに加えて、EC売り上げが計画を上回ったことが寄与した。なお、21年2月期通期業績予想は、売上高1047億8000万円(前期比20.7%減)、営業損益6億1000万円の赤字(前期90億6700万円の黒字)、最終損益12億2000万円の赤字(同70億2800万円の黒字)の従来見通しを据え置いている。

■日電波 <6779>  714円 (+52円、+7.9%)

 東証1部の上昇率9位。日本電波工業 <6779> が続急伸、一時73円高の735円と値を飛ばし、昨年12月17日以来となる700円台回復を果たした。水晶振動子や水晶機器など水晶デバイスの専業メーカーで小型製品の競争力は世界屈指。海外売り上げが全体の8割を占めている。世界的に高速通信規格5Gの商用サービスが拡大するなか、5G対応スマートフォンの生産拡大が続いている。同社は車載向けが中心ながら、5G分野でも強みを持っており、安定性が高く耐環境性能でも優位性のある水晶発振器を手掛け需要の取り込みが期待されている。業績も21年3月期は営業損益段階で30億円の黒字(前期は82億86000万円の赤字)と回復トレンドにある。

■識学 <7049>  1,400円 (+101円、+7.8%)

 識学 <7049> [東証M]が3連騰。14日午後0時30分ごろに発表した第3四半期累計(3-11月)連結決算は、売上高16億9600万円(前年同期比35.4%増)、営業利益3600万円(同83.3%減)、最終損益7900万円の赤字(前年同期1億2800万円の黒字)と営業減益となったものの、上期の営業赤字から黒字に転換したことが好感された。組織コンサルティング事業で、講師の積極的な採用と顧客基盤拡大のためのマーケティング活動を実施したことが売上高を押し上げた。人件費や採用費が増加したが、予想通りに進捗しているという。なお、21年2月期通期業績予想は、売上高25億円(前期比45.3%増)、営業利益1億1500万円(同59.4%減)、最終損益4700万円の赤字(前期1億7800万円の黒字)の従来見通しを据え置いている。

■マクビープラ <7095>  5,000円 (+355円、+7.6%) 一時ストップ高

 Macbee Planet <7095> [東証M]が大幅3日続伸、一時ストップ高に買われた。水戸証券は13日、同社株のレーティングを新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は6000円としている。同社はデータを活用したマーケティング分析サービスを提供。インターネット上の様々なメディアに広告掲載を行い、ユーザーがその広告経由で製品を購入した際に広告費をもらう成果報酬型のビジネスモデルを展開している。同社のクライアントの多くが携わっているネットビジネスの拡大や、一人の顧客が生涯を通じて企業にもたらす利益であるLTV(Life Time Value)と親和性の高いと思われるサブスクリプション市場の伸長を考慮すると外部環境は追い風だとみている。21年4月期の連結営業利益は7億7000万円(会社計画4億円)と増額修正を予想している。

■グラファイト <7847>  454円 (+29円、+6.8%)

 グラファイトデザイン <7847> [JQ]が3日ぶりに急反発し、一時13%高となる場面があった。同社は13日取引終了後に、21年2月期第3四半期累計(20年3-11月)の単独経常利益が前年同期比45.8%減の5000万円になったと発表。ただ、9-11月期に限れば前年同期比91.4%増の1億3400万円となっており、これが好感されたようだ。売上高は第3四半期累計が同14.5%減の17億7300万円、9-11月期では同29.7%増の8億2900万円となった。第3四半期以降、各ゴルフメーカーで新製品などの導入がみられ、ゴルフシャフト製造販売やゴルフクラブ組み立て加工の追い風となった。なお、これまで未定としていた通期業績予想は売上高24億5000万円(前期比3.7%減)、経常利益1億500万円(同72.5%増)を見込み、期末一括配当は15円(前期は20円)を計画している。

■吉野家HD <9861>  2,039円 (+127円、+6.6%)

 吉野家ホールディングス <9861> が急反発。13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(3-11月)連結決算は、売上高1268億8200万円(前年同期比20.6%減)、営業損益53億3600万円の赤字(前年同期28億9000万円の黒字)、最終損益54億9900万円の赤字(同17億7400万円の黒字)と大幅な営業赤字となったものの、9-11月期では営業利益は6億3400万円の黒字転換となっており、足もとの業績回復傾向を好感した買いが入った。新型コロナウイルス感染症の拡大影響に伴い、牛丼店「吉野家」やうどん店「はなまるうどん」で店舗の休業・営業時間の短縮を実施したことから赤字に転落した。ただ、持ち帰り商品の拡充などで売上高は回復傾向にあることに加えて、賃料減額交渉や管理可能経費の削減などグループ全体で構造改革に取り組みコスト削減を進めたことが9-11月期の黒字転換に貢献した。なお、21年2月期通期業績予想は、売上高1723億円(前期比20.3%減)、営業損益87億円の赤字(前期39億2600万円の黒字)、最終損益90億円の赤字(同7億1300万円の黒字)の従来見通しを据え置いている。

■イリソ電子 <6908>  4,675円 (+250円、+5.7%)

 イリソ電子工業 <6908> が続急伸。SMBC日興証券が13日付で、投資評価を新規「1」、目標株価7000円でカバレッジを開始したことが好材料視されたようだ。同証券では、投資評価を「1」とした理由について、ADASやxEVのパワートレインといった高成長分野のコネクターに強みを持っており、自動運転化や世界的なxEV化を後押しする政策が打ち出されるなか、自動車生産台数の成長率を上回る成長が期待できることや、株価は過去、在庫循環と高い連動性を示してきており、その法則性から考えると今が循環の底であり、エントリーポイントとして適していると判断したことを挙げている。また今後、四半期ベースで増収に転じれば、株価には大きなアップサイドが生まれる可能性があると見込んでいる。

■オービック <4684>  22,170円 (+990円、+4.7%)

 オービック <4684> が大幅続伸。14日付の日本経済新聞朝刊で「2020年4-12月期連結営業利益は前年同期比1割増の360億円程度だったようだ」と報じられており、同期間として17年連続の最高益となったとの観測が好材料視されたようだ。記事によると、主力の統合基幹業務システムで採算の良いクラウド契約が伸びたとしている。また、21年3月期の期末配当予想を25円引き上げ前年同期比15円増の105円とする公算が大きいと報じられたことも好感された。記事に対して会社側は「当社が発表したものではない。業績については現在集計中だが、概ね報道された内容に近い数字を見込んでいる。配当については増配の可能性を現在検討中だが、報道された数値は機関決定したものではない」とコメントしている。なお、決算発表は1月26日を予定している。

■MTG <7806>  1,233円 (+53円、+4.5%)

 MTG <7806> [東証M]が大幅反発。SMBC日興証券は13日、同社株の投資評価を新規「1」でカバレッジを開始した。目標株価は1500円に設定した。同社は主力ブランド「SIXPAD」など健康・美容・衛生関連機器や製品を開発・販売するファブレスメーカー。20年9月期は、コロナ禍で(1)巣ごもり需要やEC化シフトの恩恵を受けた(2)B to B to C向けにマルチチャネル化が進捗した(3)懸案の海外・店舗事業の下げ止まりが確認できた――と指摘。ブランディング戦略に磨きをかけ、社内の管理体制の徹底によって攻守備えた力強い成長が実現するとみている。21年9月期連結営業利益は22億円(会社計画14億円)と増額修正を予想している。

■ABCマート <2670>  5,720円 (+230円、+4.2%)

 エービーシー・マート <2670> が大幅反発、一時340円高の5830円まで買われる場面があった。株価は5日移動平均線と75日移動平均線が収れんする5600円近辺を起点に上放れる兆しをみせている。同社が13日取引終了後に発表した21年2月期第3四半期(20年3-11月)決算は営業利益が前年同期比56%減の148億6700万円と大幅減少となったが、コロナ禍での業績低迷は織り込み済みで、買い戻しを誘った。同社の四半期ごとの営業利益の推移をみると、3-5月期が91%減、3-8月期が66%減、そして3-11月期が56%減と徐々に改善傾向にあることがポジティブ評価されている。株式需給面でも買い残が枯れ切った状態にあることで戻り売り圧力は弱い。

■イオンFS <8570>  1,365円 (+39円、+2.9%)

 イオンフィナンシャルサービス <8570> が6日続伸。13日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、売上高を4600億円から4700億円へ、営業利益を100億~200億円から270億~330億円へ、最終利益を50億~100億円から110億~140億円へ上方修正したことが好感された。第2四半期以降にショッピング取扱高や個品割賦の取扱高が改善したほか、住宅ローンをはじめとする債権残高にも回復の兆しがみられることが要因。また、企業や個人に対する給付金の支給などで雇用環境や所得水準の悪化ペースが緩和しつつあり、信用リスクが低減したことで下期以降の貸倒関連費用の追加的な発生が抑制できていることも寄与する。なお、同時に発表した第3四半期累計(3-11月)決算は、前期が決算期変更に伴う変則決算だったため前年同期比較はないものの、売上高3615億5700万円、営業利益248億5200万円、最終利益100億5300万円だった。

■SBG <9984>  8,569円 (+244円、+2.9%)

 ソフトバンクグループ <9984> が3連騰と強さを発揮。市場では「中国電子商取引最大手のアリババ集団の投資禁止対象になるとの思惑が株価のネガティブ材料として警戒されていたが、直近ウォール・ストリート・ジャーナルが米政府が禁止対象に追加しない方針と報じたことが買い材料になった。また、ここ全体相場が予想以上に強く、日経平均先物を絡めたインデックス買いも同社の株高を後押ししている」(中堅証券ストラテジスト)という。

■サカタタネ <1377>  3,810円 (+90円、+2.4%)

 サカタのタネ <1377> が続伸。13日の取引終了後、21年5月期の連結業績予想について、売上高を617億円から648億円(前期比5.1%増)へ、営業利益を60億円から72億円(同3.8%減)へ、純利益を44億円から56億円(同8.1%減)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、花種子はイベントや観光関連の装飾用、植栽用の需要が減少したものの、春の第1波によるマイナス影響からの市場回復が早かったことや家庭園芸への需要増加で、減少幅が想定よりも小幅にとどまったことが要因。また、上期の野菜種子や資材で、新型コロナウイルス感染症のマイナス影響が軽微だった一方、家庭園芸の需要増などプラスの影響があったとしている。なお、同時に発表した第2四半期累計(6-11月)決算は、売上高315億2400万円(前年同期比10.0%増)、営業利益56億4000万円(同46.9%増)、純利益43億2000万円(同39.5%増)だった。

■松竹 <9601>  14,910円 (+250円、+1.7%)

 松竹 <9601> が反発。14日午後2時ごろ、21年2月期の連結業績予想について、売上高を484億円から517億5000万円(前期比46.9%減)へ、営業損益を108億6000万円の赤字から86億3000万円の赤字(同46億400万円の黒字)へ、最終損益を175億3000万円から142億9000万円(同24億2000万円の黒字)へ上方修正したことが好感された。映像関連事業で、同社配給作品の「事故物件 恐い間取り」や「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が興行収入20億円を超える大ヒットとなったほか、映画興行も「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の記録的なヒットにより想定以上の成績を上げたことが要因という。なお、未定としていた期末一括配当は無配にするとしている。同時に発表した第3四半期累計(3-11月)決算は、売上高367億2300万円(前年同期比50.2%減)、営業損益37億3200万円の赤字(前年同期38億4000万円の黒字)、最終損益98億2700万円の赤字(同22億7500万円の黒字)だった。

■ファストリ <9983>  93,660円 (+1,530円、+1.7%)

 ファーストリテイリング <9983> が続伸。一時2800円を超える急騰をみせ、9万5000円近くまで上昇し上場来高値を大幅に更新した。日経平均株価は先物主導で後場上げ足を加速し、上げ幅が500円を超えた。バイデン次期米政権が打ち出す追加経済対策が2兆ドル規模と報じられ、これがアルゴリズム売買による買いを呼び込み、全体指数の上昇を助長する形となった。そのなか、日経平均寄与度の特に高い同社株の上昇が際立つ。同社株1銘柄で日経平均を100円以上押し上げる格好となった。

■日経レバ <1570>  31,500円 (+450円、+1.5%)

 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]が5連騰で上場来高値を連日更新。14日は1100円高の3万2150円まで上値を伸ばす場面があった。日経平均株価に連動するETFでボラティリティが高いのが特徴。日経平均の値動きに対し2倍の変動率となるように基本設定されている。ここにきて、日経平均株価は上げ足を加速、14日は取引開始時に利益確定売りで軟調なスタートとなったものの、寄り後すぐに買い板が厚くなり、先物を絡め急速に上値を追う地合いに変化した。日経レバは買い残が急減する一方、売り残が増勢で直近の信用倍率は0.47倍と大幅に売り長。また、日証金では更に需給がタイトで逆日歩が外れない状態にあり、踏み上げ相場の様相にある。

■SFoods <2292>  3,570円 (+50円、+1.4%)

 S Foods <2292> が7連騰し、連日で昨年来高値を更新。13日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、営業利益を80億円から118億円(前期比10.2%増)へ、純利益を72億円から92億円(同41.3%増)へ上方修正し、営業利益を減益予想から一転して増益予想としたことが好感された。売上高は3300億円(同6.2%減)の従来見通しを据え置いたものの、新型コロナウイルス感染症の影響による家庭需要の高まりから、小売店向け販売が堅調に推移したことが利益を押し上げるという。なお、第3四半期累計(3-11月)決算は、売上高2426億9400万円(前年同期比7.0%減)、営業利益94億7600万円(同30.6%増)、純利益84億8100万円(同2.0倍)だった。

■三菱UFJ <8306>  501.1円 (+5.4円、+1.1%)

 三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> が6日続伸と上値追い態勢にあり、507円台まで上値を伸ばした。同社株は昨年3月初旬のコロナショックによる株価急落途上でフシ目とみられていた500円台を割り込んだが、それ以来約10ヵ月ぶりの回復となった。米長期金利の上昇が顕著で米国事業の運用環境改善に期待が高まっている。国内トップのメガバンクにもかかわらずPBRが0.4倍弱の水準で5%近い配当利回りも見直し要因となっている。

■科研薬 <4521>  4,145円 (+40円、+1.0%)

 科研製薬 <4521> が反発。13日の取引終了後、ニューマブ・セラピューティクス(ニューマブ社、スイス)と、アトピー性皮膚炎を対象に新規多重特異性抗体医薬候補物質「NM26-2198」に関して、ライセンス及び共同開発契約を締結したと発表した。同契約締結によって、「NM26-2198」の日本、韓国、中国(香港含む)、台湾、シンガポールでの販売権を取得したという。また、この医薬候補物質を両社で共同開発し、これによりニューマブ社が製品の事業化に成功した場合、同社は支払った研究開発費に基づき、ニューマブ社から一定額までの対価を受け取るとしている。

※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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