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【市況】<マ-ケット日報> 2021年1月14日

 14日の市場は日経平均が大幅に5日続伸。終値は前日比241円高の2万8698円で、1990年8月以来の高値となった。米追加経済対策への期待をベースに、国内で非常事態宣言が広がる状況でも先高観が強まっている。米国同様にハイテク株主体で上げ、上げ幅は一時500円を超えて2万9000円台まであと20円ほどに迫る場面もあった。終盤は高値警戒感から伸びを欠いたが、中期的には3万円も視野に入ってきており、これが市場のひとつの目標となりつつある。

 昨日の米国市場は長期金利や原油先物(WTI)の下げを受けてダウ平均は小反落した。昨年3月以来の水準まで上昇していた米10年債利回りが1割近く急低下。WTIも7日ぶりに反落し、金利上昇や原油高を背景に年初けから大幅上昇していた景気敏感株が売られた。一方、金利低下の恩恵を受けるハイテク株は概ね上昇。ナスダック指数は続伸している。市場には14日発表の経済対策への期待が強く下値は限定的だった。

 さて、東京市場は押し目待ちに押し目なしの状況で本日も日経平均が続伸。ついに2万9000円台を捉えようかという状況だ。11月の機械受注が事前予想を上回ったことも追い風となった模様。一方、2万9000円辺りではさすがにヘッジファンドや機関投資家などからの利食い売りが出て上げがストップ。目先はこの辺りで少し過熱感を冷ますことになるだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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