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【材料】エスプール---20年11月期は2ケタ増収増益、両事業ともに好調に推移

エスプール <日足> 「株探」多機能チャートより

エスプール<2471>は13日、2020年11月期連結決算を発表した。売上高が前期比19.9%増の210.09億円、営業利益が同38.9%増の22.28億円、経常利益が同37.1%増の22.29億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同46.0%増の15.80億円となった。

領域の異なる事業を複数展開するポートフォリオ経営を推進してきたことにより、新型コロナウイルスの影響を上手く分散し、増収増益となった。

ビジネスソリューション事業の売上高は前期比15.5%増の58.25億円、営業利益は同6.9%増の16.19億円となった。主力事業である障がい者雇用支援サービスは、営業活動や障がい者の教育訓練に関し、新型コロナウイルスの影響を一時的に受けたものの、最終的には前期を上回る設備販売を達成し、ストック収入となる管理収入も着実に増加した。ロジスティクスアウトソーシングサービスは、巣ごもり消費の拡大が追い風となり通販の発送代行サービスが大きく伸びた。配送費の計上方法を変更したため、売上増は前期比7%と微増となっているが、前期と同条件で比較した実質的な増収率は約25%となっている。損益面では、障がい者雇用支援サービスの管理収入に関する利益が大きく増加した。また、ロジスティクスアウトソーシングサービス、採用支援サービスも、運営する施設の稼働率が向上し、収益の改善が進んだ。

人材ソリューション事業の売上高は前期比21.8%増の152.50億円、営業利益は同48.5%増の17.57億円となった。主力のコールセンター業務は、通常案件に加えスポット案件を上手く取り込んだことにより、グループ型派遣が主要顧客を中心に大きく増加した。また、新規取引先の開拓も順調に進んでおり、売上の底上げにつながった。販売支援業務は、新型コロナウイルスの影響により業務の縮小が続いていたが、第3四半期を底にして徐々に回復の兆しを見せている。また、地域別では、支店を集中的に展開している東京、大阪、福岡、沖縄エリアが高い伸びを示した。損益面では、売上増による利益増に加え、効率的な支店運営、派遣スタッフの募集費抑制が進んだことで大幅な増益となった。

2021年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比18.0%増の248.00億円、営業利益が同12.2%増の25.00億円、経常利益が同11.6%増の24.88億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.5%増の16.35億円を見込んでいる。

《ST》

 提供:フィスコ

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