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【市況】東京株式(寄り付き)=やや売り先行、目先利益確定の動きも下値固い

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京株式市場はやや売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比13円安の2万8442円小反落。

 前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながらマイナス圏で着地し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数はプラス圏で引けたものの上値の重い展開だった。東京市場でもこの地合いを引き継ぎ様子見ムード。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に緊急事態宣言の対象地域として7府県が追加されたことで経済活動への影響が警戒されるほか、日経平均は前日までの4営業日で合計1400円程度水準を切り上げていることもあって、目先利益確定の売り圧力が意識されている。一方、押し目買いニーズは旺盛で下値も限られそうだ。米国ではトランプ米大統領の弾劾訴追決議案が米下院で可決されたが、これは織り込み済みで全体相場に与える影響は限定的とみられる。

出所:MINKABU PRESS

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