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【材料】<動意株・13日>(大引け)=タツモ、ビザスク、キャリアLなど

タツモ <日足> 「株探」多機能チャートより
 タツモ<6266>=3連騰。半導体製造装置関連の出遅れ株として買いが集まり、ここにきて一気に水準を切り上げてきた。世界的に半導体需要の拡大が顕著となっており、半導体メーカーの設備投資意欲を喚起している。同社は中国や台湾の大手半導体メーカーの投資需要を取り込み足もとの業績は絶好調に推移しており、20年12月期営業利益は従来見通しを大幅に引き上げ前期比94%増の18億4400万円を予想している。また、同社子会社で除菌用紫外線ランプ開発しており、来月からの量産を計画しており、今後の展開に注目が集まっている。

 ビザスク<4490>=大幅続伸。この日午前中、住友商事<8053>と日本産業全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する「企業内DX推進コミュニティ」の運営を開始すると発表しており、これを材料視している。今回の連携は、ビザスクの持つ大手事業会社を中心としたクライアントネットワーク及び12万人を超えるエキスパートの知見と、住友商事がグローバルに展開する製造・素材からエネルギー・通信・小売りまで幅広い業界における知見及びスタートアップとのつながりを組み合わせ、企業内DXを推進するコミュニティを運営するというもの。毎月さまざまな領域に関するDXをテーマとしたセミナーを開催するほか、セミナー参加者を中心としたオンラインコミュニティを運営し、定常的に意見交換や企業間のつながりが生まれる仕組みを作るとしている。

 キャリアリンク<6070>=大幅反発。25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げ波動を継続している。同社は業務アウトソーシング案件を一括して請け負うBPO事業や人材派遣ビジネスなどを展開し、コールセンター向け大規模派遣や官公庁向けで強みを持っている。ここにきて人材サービス関連の受注が増勢にあるほか、大型BPO案件の新規受注が業績に大きく貢献している。12日取引終了後、21年2月期通期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の17億9500万円から22億7500万円(前期比3.3倍)に大幅増額しており、これが好感された。今期2回目の大幅上方修正となることでインパクトは大きい。また、年間配当を従来計画の10円から15円に5円上乗せすることも合わせて発表、株価を強く刺激する格好となっている。

 昭和真空<6384>=9連騰と異彩放つ。水晶デバイス製造装置でシェア9割を誇り、成長市場にフォーカスするグローバルニッチトップ銘柄として注目が集まっている。21年3月期業績は営業利益段階で前期比強含み横ばいの12億3300万円を計画しているが4~9月期時点で前年同期比24%増の7億4500万円に達し、通期見通しは上振れする可能性が意識されている。中期的にも高速通信規格5Gの普及局面で追い風が強い。会社側では「5Gに絡み水晶デバイスメーカーの設備投資需要が高まれば当社にとっても商機が高まる」(経営企画室)と期待を寄せている。

 トランザクション<7818>=大幅高で4日続伸。同社は12日取引終了後に、21年8月期第1四半期(20年9~11月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比33.3%増の8億8700万円となり、上半期計画10億1400万円に対する進捗率は87.5%となった。売上高は同7.7%増の48億4100万円で着地。エコバッグの売り上げが引き続き好調だったほか、除菌アルコールスプレーや布製マスクといったウイルス感染対策製品の販売も伸長した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

 技研製作所<6289>=ストップ高。昨年12月15日の戻り高値4440円を払拭する勢いで上値を伸ばしている。油圧式杭圧入引抜機のトップメーカーで地下駐車場の施工などでも高実績を有する。12日取引終了後に発表した21年8月期第1四半期(20年9~11月)決算は営業利益が前年同期比2.9倍の12億6300万円と急拡大、上期計画の13億円に対する進捗率は97%に達した。杭圧入機「サイレントパイラー」をはじめ大型特殊機の販売が好調で収益に大きく貢献している。想定を超える決算がポジティブサプライズとなり、物色人気に拍車をかけている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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