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【市況】日経平均VIは前日水準を挟んだ動き、リスク資産選好進むもコロナ警戒感強まる

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時45分現在、前日比+0.35pt(上昇率1.70%)の20.93ptと上昇している。なお、今日ここまでの高値は21.10pt、安値は19.90pt。

今日の東京株式市場は昨日の米国株高を受け買いが先行。日経225先物は上昇し、日経VIは低下して始まった。株高を受け投資家のリスク資産選好が進んでいる。一方で、新型コロナ感染拡大や緊急事態宣言による景気下押し圧力に対する警戒感が強く、市場心理の改善は限定的。日経225先物が上げ幅を拡大する中でも日経VIは前日す順を挟んだ動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《FA》

 提供:フィスコ

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