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【市況】日経VI:低下、株価堅調で市場心理一段と改善

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は24日、前日比-1.24pt(低下率5.94%)の19.63ptと低下した。なお、高値は20.35pt、安値は19.63pt。

米ファイザーが新型コロナワクチン1億回分を米国に追加供給すると発表したことなどを受け、ワクチン普及への期待が高まり、今日の東京株式市場は買いが先行。日経225先物は上昇し、日経VIは低下して始まった。寄り後の買い一巡後は日経225先物はやや伸び悩む動きとなったものの、下値は堅く、市場心理が一段と改善。日経VIは昨日水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《FA》

 提供:フィスコ

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