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【材料】<動意株・11日>(前引け)=BASE、神島化、アイモバイル

 BASE<4477>=大幅高で4日続伸。10日の取引終了後、同社が運営するネットショップ作成サービス「BASE」のショップ開設数が130万ショップを突破したと発表しており、これが好感されている。「BASE」では今年3月末以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて新規加盟店数が急増しており、主に口コミを通じてサービスの利用が拡大し、ショップ開設数の増加につながっているとしている。

 神島化学工業<4026>=急反発。10日の取引終了後に発表した21年4月期上期(5~10月)の経常利益(非連結)は前年同期比25.8%増の5億9700万円に伸びて着地。化成品事業で利益率の高いマグネシウムやセラミックスの販売が拡大したうえ、コスト削減が進んだことが寄与した。新型コロナウイルスの感染症拡大に伴う新設住宅着工戸数の減少を背景に不調だった建材事業をカバーし、2ケタ増益を達成した。併せて、非開示だった通期の同利益は前期比37.3%増の12億円になりそうだと発表。また、年間配当を25円(前期は20円)実施する方針としたことも好材料視されている。

 アイモバイル<6535>=ストップ高カイ気配。10日の取引終了後に発表した21年7月期第1四半期(8~10月)の連結決算で経常利益が前年同期比82.5%増の5億7800万円に拡大しており、これが好材料視されている。ふるさと納税制度の認知度向上やキャンペーン効果でふるさと納税サイト「ふるなび」の受付寄付金額が大きく伸びた。また、効率を最適化した広告による新規顧客の獲得が進んだアプリ運営事業も大幅増益に貢献した。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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