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【市況】東京株式(前引け)=小幅続伸、利益確定売りこなし上値指向継続

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 3日前引けの日経平均株価は前営業日比5円39銭高の2万6806円37銭と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億8021万株、売買代金概算は1兆1947億7000万円。値上がり銘柄数は1349、対して値下がり銘柄数は735、変わらずは90銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、売り買い交錯の展開。前日の欧米株市場が高安まちまちの展開で、米国株市場ではNYダウが高かったものの、ナスダック総合指数は小幅安となるなど目先上昇一服感が出ている。日経平均は前日大幅高に買われたあとだけに、朝方は利益確定の売り圧力が先行した。しかし押し目買い需要は旺盛で、新型コロナワクチン普及への期待などを背景に、日経平均は前場後半に下げ渋りプラス圏で着地している。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、トヨタ自動車<7203>も買い優勢。東京エレクトロン<8035>が高く、SUMCO<3436>の上値追いも続いている。デンソー<6902>も上昇した。ショーケース<3909>が続急騰、三光合成<7888>、ディー・エル・イー<3686>がストップ高。半面、リクルートホールディングス<6098>が軟調、任天堂<7974>も売られた。エムスリー<2413>も安い。内田洋行<8057>が急落、Casa<7196>、セラク<6199>も大きく値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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