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【通貨】NY為替:ユーロは一時1.2119ドル、2018年4月以来の高値

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円66銭から104円40銭まで下落し、104円42銭で引けた。米11月ADP雇用統計は市場予想を下回ったことや、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で成長ペースの鈍化が示唆されたため、ドル売りがやや優勢となった。

ユーロ・ドルは1.2058ドルから1.2119ドルまで上昇し、1.2116ドルで引けた。ユーロ・円は126円08銭から126円55銭まで上昇。米追加経済対策を巡り、共和党と民主党が超党派案で合意に向け譲歩する姿勢を見せたため、リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.3288ドルまで下落後、1.3369ドルまで上昇した。英国政府が新型コロナウイルスのワクチンを承認し、景気回復期待を受けたポンド買いが下支えとなった。ドル・スイスは0.8978フランから0.8944フランまで下落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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