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【市況】日経平均は21円安、寄り後下げに転じる


日経平均は21円安(9時15分現在)。米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。日本でも新型コロナワクチンの実用化、普及への期待が高まり、株価支援要因となった。また、パウエルFRB議長が米上院銀行委員会での議会証言で米景気の先行きに警戒感を示したを受け、FRBの低金利政策が長期化するとの見方が広がり、東京市場の安心感となった。一方、国内で新型コロナの感染拡大が続いており、「GoToトラベル」について、高齢者や基礎疾患がある人に東京発着分の利用自粛を要請することで政府と東京都が合意したこともあり、今後の感染拡大に対する警戒感が強くなっており、また、このところの急ピッチの株価上昇で高値警戒感もあり、寄り後、日経平均は一時下げに転じた。

《FA》

 提供:フィスコ

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