市場ニュース

戻る

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:凸版、野村、東エレク

凸版 <日足> 「株探」多機能チャートより
■ケアネット <2150>  6,350円  +970 円 (+18.0%) 一時ストップ高   11:30現在
 ケアネット<2150>がカイ気配スタートで一時ストップ高に買われている。11月30日の取引終了後、東京海上ホールディングス<8766>と資本・業務提携を行うと発表しており、これが好感されている。今回の提携は、データとテクノロジーを駆使した新たなヘルスケアサービスや保険商品を開発するのが狙い。また、これに伴いケアネットの主要株主であるサンバイオ<4592>が東京海上HD子会社の東京海上日動火災保険へ保有株の一部を売却する。なお、同件による業績への影響は軽微としている。

■エンプラス <6961>  3,195円  +366 円 (+12.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 エンプラス<6961>が急反発している。11月30日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視されている。上限を50万株(発行済み株数の4.35%)、または15億円としており、取得期間は20年12月1日から21年3月31日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするためとしている。

■AI inside <4488>  76,400円  +8,200 円 (+12.0%)  11:30現在
 30日に発表した「ショーケースを関連会社化」が買い材料。
 ショーケース <3909> と資本業務提携。ショーケースが実施する第三者割当増資を引き受け、同社を持ち分法適用関連会社化する。議決権ベースで20.7%を12.3億円で取得する。

■凸版印刷 <7911>  1,509円  +84 円 (+5.9%)  11:30現在
 30日に発表した「リクルート株式を売却」が買い材料。
 リクルートホールディングス <6098> が実施する株式売り出しに参加し、保有株のうち2501万2800株を売却。また、海外引受会社に付与する同社株式を追加的に取得する権利が行使された場合、198万7200株を上限に追加で売却する。

■野村ホールディングス <8604>  543.3円  +19.3 円 (+3.7%)  11:30現在
 野村ホールディングス<8604>をはじめ証券株に買いが集まっており、業種別騰落率では東証1部33業種中、値上がり率第2位にランクインする場面があった。全体相場は先物を絡め一気に上げ足を強め、日経平均は2万6800円台を回復。海外投資家の買い攻勢が株価を押し上げる形となっており、株価上昇による運用成績向上や売買代金増勢に伴う手数料収入の増加などが証券各社には追い風となる。野村はPBRが0.6倍と株価指標面でも割安感が強いが、東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616>は0.5倍未満、光世証券<8617>は0.4倍未満、東洋証券<8614>は0.3倍未満と超割安圏に放置されている銘柄が相次いでおり、水準訂正狙いの買いも誘導しているもようだ。

■三浦工業 <6005>  5,680円  +190 円 (+3.5%)  11:30現在
 三浦工業<6005>が続伸し年初来高値を更新している。きょう付けの日刊工業新聞で「三浦工業と商船三井は、共同開発したマイクロプラスチック回収装置を新造の木材チップ専用船に搭載し、海中のマイクロプラスチックの試験採取を実施した」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。記事によると、バラスト水処理装置の逆洗機能付きフィルターで捕集したマイクロプラスチックを、船外に排出する手前で回収する仕組みという。乗組員が扱いやすく、回収効率が高まるように改良を進めていく。環境問題の一つとして、マイクロプラスチックによる海洋汚染が注目されているだけに、報道への関心も高まっているようだ。

■東京エレクトロン <8035>  36,650円  +1,180 円 (+3.3%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>の上げ足が止まらない。1100円を超える上昇で3万6300円台まで上値を伸ばし4連騰、連日で上場来高値を更新している。ここ日米ともに半導体関連株の上昇が目立っている。米国株市場では前日にNYダウなど主要株指数が下落したものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は続伸し最高値街道を走っている。そのなかインテルやエヌビディアが高く、ザイリンクスは6%近い急伸をみせた。コロナ禍にあっても20年7~9月期の世界主要半導体企業上位10社の最終利益が四半期ベースで2年ぶりの高水準となったことが判明し、世界的に半導体関連株への見直しが進んでいる。東京市場でも半導体製造装置トップの東エレクを筆頭に、半導体関連株に外国人投資家とみられる大口買いが観測されており、ここにきて総じて上値指向を強めている。

■システナ <2317>  2,197円  +47 円 (+2.2%)  11:30現在
 システナ<2317>が続伸している。11月30日の取引終了後、北九州エリアで実施された公道での走行実証実験で用いられた自動運転バス運行プラットフォーム「Dispatcher(ディスパッチャー)」のソフトウェア開発支援を行ったと発表しており、これが好感されている。今回行ったソフト開発支援は、BOLDLY(東京都千代田区)から業務の一部を受託して行ったもので、20年10月22日から11月29日に実施。交差点の安全性として、「信号情報提供システム」及び「危険情報提供システム」と車両との連携や、走行の安定性として、GPS電波が入りにくくなる区間に磁器マーカを埋設し、車両と連携する実験を行ったという。また、同社は複数の車両を制御し、Dispatcherと連携するためのソフトウェア(ライブラリ)の開発についても支援を行ったとしている。

■KeePer技研 <6036>  2,140円  +35 円 (+1.7%)  11:30現在
 KeePer技研<6036>が続伸している。午前10時40分ごろに発表した11月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比52.2%増と大幅な増収となり、7カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。例年のこの時季は気温の低下と合わせて、洗車とコーティングのマインドが一時的に下がるのものの、SNSなどでの評価が大きく上がっていることから、「今年はまったく勢いが止まっていない」という。また、各自動車メーカーの生産が順次、再開されたのと同時に新車販売が回復してくると、キーパーラボにも納車された新車へのコーティング施工が増加しているという。

■ツルハホールディングス <3391>  15,490円  +210 円 (+1.4%)  11:30現在
 ツルハホールディングス<3391>が反発している。11月30日の取引後に発表した11月度の月次営業速報で、既存店売上高が前年同月比9.8%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。客数が同2.6%増となったほか、客単価が同7.0%増の大幅増となったことが寄与した。なお、全店売上高は同11.9%増だった。

■ステムリム <4599>  825円  +6 円 (+0.7%)  11:30現在
 ステムリム<4599>が反発している。この日の寄り前、塩野義製薬<4507>へ導出済みの再生誘導医薬開発品レダセムチド(HMGB1)から創製した再生誘導医薬候補「S-005151」について、弘前大学が変形性膝関節症を対象とした医師主導第2相臨床試験を開始すると発表しており、これが好感されている。なお、同試験の実施が21年7月期業績に与える影響については未定としている。

■ラクーンHD <3031>  2,007円  -168 円 (-7.7%)  11:30現在  東証1部 下落率4位
 ラクーンホールディングス<3031>は急反落している。11月30日の取引終了後に発表した第2四半期累計(5~10月)連結決算は、売上高21億4900万円(前年同期比28.9%増)、営業利益6億6200万円(同81.4%増)、純利益4億2800万円(同80.7%増)と大幅増益となったが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。長引くコロナ禍における企業活動のデジタル化へのシフトにより、仕入ツールとして「スーパーデリバリー」が定着してきていることが追い風となり、主力のEC事業で「スーパーデリバリー」の流通額が国内海外合わせて前年同期比66.5%増と引き続き大きく増加したことが業績を牽引した。また、フィナンシャル事業でデフォルト率が想定よりも低く推移したことで保証履行額が減少し、売上原価率が大幅に低下したことも寄与した。なお、21年4月期通期の業績予想は、売上高44億5000万円~46億円(前期比28.0~32.3%増)、営業利益11億8000万円~12億7000万円(同67.1~79.9%増)、純利益7億4000万円~8億円(同64.0~77.3%増)の従来予想を据え置いている。

■富士電機 <6504>  3,530円  -180 円 (-4.9%)  11:30現在
 富士電機<6504>が大幅反落している。11月30日の取引終了後、パワー半導体の特定分野向け一部製品で不具合が見つかった問題について、主要顧客との和解に伴い、損失額が103億円になったと発表しており、これが嫌気されている。うち21億円は21年3月期第2四半期以前に費用計上済みで、会計処理及び業績予想への影響は、今後適切に開示するとしている。

■リクルート <6098>  4,286円  -114 円 (-2.6%)  11:30現在
 リクルートホールディングス<6098>が大幅続落。30日取引終了後、既存株主による8611万1300株の海外売り出しと、オーバーアロットメントによる上限861万1200株の追加売り出しを実施すると発表。売り出し株式数は最大で9472万2500株と発行済み株式数の5.6%に及ぶ規模とあって、株式の需給悪化を懸念する売りが向かった。リクルート株を売却するのは、電通グループ<4324>、凸版印刷<7911>、TBSホールディングス<9401>、日本テレビホールディングス<9404>など計8社。売出価格は12月2日から3日までのいずれかの日に決定される。併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の1.21%にあたる2000万株または700億円を上限に自社株買いを実施することを明らかにしたが、こちらへの反応は限定的となっている。

■国際石油開発帝石 <1605>  572円  -12 円 (-2.1%)  11:30現在
 国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>などがいずれも売り優勢の展開となっている。前日の米国株市場では、OPEC加盟国にロシアなどを加えた「OPECプラス」の非公式会合で2021年以降の協調減産合意ができなかったと伝わったことを受け、シェブロンが4.5%安、エクソンモービルが5%超の下げとなるなどエネルギー関連株が大きく売られた。WTI原油先物価格も続落しており、新型コロナウイルスの感染拡大による景気への影響もあわせ原油市況の先安思惑が、関連銘柄に重荷となっている。東京市場でもこの地合いを引き継ぎ、原油市況と株価連動性の高い銘柄に売り圧力が表面化している。

■シンデン・ハイテックス <3131>  1,680円  +300 円 (+21.7%) ストップ高   11:30現在
 シンデン・ハイテックス<3131>がストップ高に買われている。11月30日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を382億円から470億円(前期比6.1%増)へ、営業利益を7億3000万円から7億5000万円(同51.2%増)へ、純利益を3億1000万円から4億6000万円(同2.5倍)へ上方修正したことが好感されている。従来は、新型コロナウイルス感染症の影響により需要が大幅に減少すると想定していたが、上期に車載用機器及びOA用機器向けの需要の減少などのマイナス要因を、新規有機ELビジネスの量産化や、医療用機器向け及びスマートフォン周辺機器向けの需要の増加、文教機器向けの前倒し需要の増加でリカバリーしたことが要因。また、車載用機器向けの回復基調を想定していることも寄与するとしている。

■ショーケース <3909>  900円  +150 円 (+20.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ショーケース<3909>がストップ高カイ気配。11月30日の取引終了後、AI inside<4488>と資本・業務提携を行うと発表しており、これを好感する買いが入っている。今後進めていく新製品開発やDX推進事業にAI insideの優れたAI-OCRやドキュメントの自動仕分けなどの技術を活用し、サービスの付加価値を向上させるほか、両社の販売網や顧客基盤で様々なサービスをアドオンすることで業績拡大につなげる方針。資本面では、AI insideを引受先とする177万1100株の第三者割当増資を実施する。AI insideは議決権ベースで20.7%を保有する大株主に浮上する予定だ。

●ストップ高銘柄
 オーネックス <5987>  1,300円  +300 円 (+30.0%) ストップ高   11:30現在
 松尾電機 <6969>  657円  +100 円 (+18.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ダントーHD <5337>  567円  +80 円 (+16.4%) ストップ高   11:30現在
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

日経平均