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【材料】トリケミカルは3日続落、21年1月期業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感

トリケミカル <日足> 「株探」多機能チャートより
 トリケミカル研究所<4369>は3日続落している。11月30日の取引終了後、21年1月期の連結業績予想について、売上高を91億5000万円から98億円(前期比18.5%増)へ、営業利益を23億7000万円から26億5000万円(同13.9%増)へ、純利益を29億4000万円から33億4000万円(同13.6%増)へ上方修正し、あわせて従来58円を予定していた期末一括配当予想を10円増額して68円にすると発表したが、材料出尽くし感から売られている。

 主に最先端の半導体に向けた化学材料を中心に、顧客の需要が予想を上回る水準で推移していることが要因という。また、関連会社の韓国SKトリケミの業績が想定以上に好調に推移していることも最終利益の押し上げに寄与する。

 なお、第3四半期累計(2~10月)決算は、売上高73億3900万円(前年同期比20.0%増)、営業利益22億300万円(同31.7%増)、純利益26億7400万円(同29.6%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

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