【材料】藤森工業が新値追い、国内有力証券が目標株価を5500円へ引き上げ
藤森工業 <日足> 「株探」多機能チャートより
同証券では、FPD、半導体パッケージ関連材料の需要拡大やライフサイエンス部門の用途拡大による中長期的な利益成長の確度向上などを評価。特に、偏光板用プロテクトフィルム、日用品用スタンディングパウチの量産拡大や医薬品製造のシングルユースバッグなどバイオサイエンス関連製品の収益貢献、高機能半導体パッケージ材料などの需要増大に注目しているという。また、現在は先行投資フェーズのため利益圧迫要因だが、血栓形成解析システムT-TASの事業化が軌道に乗れば、そこからの派生事業も含め更なる成長要因になると見込んでいる。第2四半期業績を受けて、21年3月期の営業利益予想を87億円から90億円へ、22年3月期を同96億円から100億円へ引き上げている。
出所:MINKABU PRESS