市場ニュース

戻る
 

【市況】NY外為:ユーロ下落、ラガルドECB総裁はPEPPやTLTROの利用を主張

ユーロ/円 <日足> 「株探」多機能チャートより

NY外為市場ではユーロが安値を試す展開となった。ユーロ・ドルは1.1774ドルから1.1753ドルまで下落。ユーロ・円は124円20銭から123円97銭まで下落した。ユーロ・ポンドは0.8900ポンドから0.8872ポンドまで下落し重要な節目である200日移動平均水準0.8926を割り込み中期的な下落基調に入った可能性もある。

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は金融政策に関する年次フォーラムで、経済が新型ウイルスの再流行や外出規制強化に直面しており、経済の下振れリスクが高まっていることは明白と慎重な見解を繰り返した。依然、ECBの政策手段で、パンデミック対処で劇的に修正が可能であるためパンデミック緊急購入プログラムPEPPや貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)が主要になると強調した。

また、「為替はおそらくインフレにマイナスの影響する」としておりユーロ高をけん制した。

《KY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均