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【材料】牧野フが6日ぶり反発、28万株を上限とする自社株買いと21年3月期業績予想の上方修正を好感

 牧野フライス製作所<6135>が6日ぶりに反発している。10月30日の取引終了後、上限を28万株(発行済み株数の1.15%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好材料視されている。取得期間は20年11月1日から21年3月31日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするためという。

 また、21年3月期の連結業績予想について、営業損益を71億の赤字から60億円の赤字(前期35億1400万円の黒字)へ、最終損益を69億円の赤字から56億円の赤字(同8億3000万円の黒字)へ上方修正したことも好感されている。売上高は1135億円(前期比28.8%減)の従来予想を据え置いたものの、環境の変化に対応したコスト削減が想定以上に進んだという。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高496億3400万円(前年同期比33.4%減)、営業損益37億1600万円の赤字(前年同期10億6700万円の黒字)、最終損益33億600万円の赤字(同8億7500万円の黒字)だった。

出所:MINKABU PRESS

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