【材料】TDKが21年3月期業績及び配当予想を上方修正
TDK <日足> 「株探」多機能チャートより
テレワーク・オンライン授業の導入によるノートパソコン、タブレット端末の需要拡大や5G(第5世代移動通信システム)関連需要の拡大により、二次電池や受動部品の販売が拡大していることが要因。また、第2四半期に入り自動車市場向けの受注が急速に回復し、受動部品やセンサの販売が拡大したことも寄与する。
また、業績予想の修正に伴い、中間・期末各80円を予定していた配当予想を、中間・期末各90円に引き上げるとあわせて発表した。年間配当は180円(従来予想160円)となり、前期実績と同額となる。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高6911億1100万円(前年同期比2.3%減)、営業利益624億600万円(同9.4%減)、純利益422億2500万円(同6.0%減)だった。
出所:MINKABU PRESS