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【材料】愛知鋼が後場下げ幅を縮小、21年3月期業績予想を上方修正

愛知鋼 <日足> 「株探」多機能チャートより
 愛知製鋼<5482>が後場下げ幅を縮小し一時、前日比64円高の2640円とプラスに転じる場面があった。午後1時20分ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1960億円から1970億円(前期比18.7%減)へ、営業利益を5億円から15億円(同89.2%減)へ、最終損益を収支均衡から10億円の黒字(同88.3%減)へ上方修正したことが好感されている。

 第2四半期(7~9月)に、主に自動車製造業などで需要の回復が進み、上期の販売数量・販売価格が想定を上回ったことに加え、原価低減などによる収益改善が想定以上に進んだことなどが要因という。

 なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高848億3000万円(前年同期比32.0%減)、営業損益27億800万円の赤字(前年同期59億6300万円の黒字)、最終損益17億7400万円の赤字(同39億4300万円の黒字)となり、従来予想の営業損益55億円の赤字を大きく上回って着地した。

出所:MINKABU PRESS

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