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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 コプロHD、ソニー、イビデン (28日大引け後 発表分)

コプロHD <日足> 「株探」多機能チャートより

 28日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 コプロHD <7059>   ★上期経常を31%上方修正、通期も増額
 ◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4億円→5.3億円に30.9%上方修正。一時的に新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けたものの、売上高が計画通りに推移するなか、全社的な経費削減に加え、顧客企業への派遣料金の交渉が進み、原価率が改善したことが利益を押し上げた。
  併せて、通期の連結経常利益も従来予想の16.6億円→17.9億円に7.5%上方修正。増益率が5.3%増→13.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 ナフコ <2790> [JQ]  ★今期経常を56%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆21年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の96.8億円→139億円に43.5%上方修正。巣ごもり需要や生活様式の変化を背景に、資材、園芸用品、DIY用品などの売れ行きが好調だったことが寄与。
  併せて、通期の同利益を従来予想の129億円→203億円に56.3%上方修正。増益率が44.9%増→2.3倍に拡大し、従来の14期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 イビデン <4062>   ★上期経常は90%増益で上振れ着地
 ◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比90.4%増の161億円に拡大し、従来予想の100億円を上回って着地。テレワークの普及を追い風に、パソコン向けパッケージ基板の販売が大きく伸びたことが寄与。自動車関連向けを主力とするセラミック事業は低迷したが、電子事業の収益拡大で吸収し、大幅増益を達成した。

 田岡化 <4113> [東証2]  ★今期の経常最高益予想を21%上乗せ、配当も10円増額
 ◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の28億円→34億円に21.4%上方修正。増益率が3.3%増→25.5%増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。樹脂原料などの精密化学品の出荷数量が増加し、売上高が計画を12.7%も上回ることが利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の130円→140円(前期は120円)に増額修正した。

 大日本住友 <4506>   ★今期最終を一転3%増益に上方修正
 ◆21年3月期の連結最終利益を従来予想の90億円→420億円に4.7倍上方修正。従来の77.9%減益予想から一転して3.1%増益見通しとなった。今期業績の上方修正は7月に続き、2回目。コロナ禍で減少を見込んでいた抗精神病薬「ラツーダ」の米国販売が想定以上に伸びることが寄与。販管費の減少に加え、抗がん剤「ナパブカシン」の開発スケジュールを見直したことも上振れの要因となる。

 フコク <5185>   ★今期経常を一転黒字に上方修正、配当も5円増額
 ◆21年3月期の連結経常損益を従来予想の8億円の赤字→6億円の黒字(前期は9.7億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。中国などの経済活動再開を背景に、主要顧客である自動車産業を中心に受注が回復し、売上高が計画を上回ることが寄与。生産工程の合理化や業務効率化、人員配置の適正化などの進展も利益を押し上げる。
  業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の5円→10円(前期は20円)に大幅増額修正した。

 日電硝 <5214>   ★今期経常を36%上方修正
 ◆20年12月期の連結経常利益を従来予想の110億円→150億円に36.4%上方修正。減益率が28.4%減→2.4%減に縮小する見通しとなった。薄型パネルディスプレー(FPD)用ガラスがテレビやパソコン向けの旺盛な需要を背景に出荷が好調なうえ、ガラスファイバーも自動車関連を中心に回復傾向にあることが寄与。FPD用ガラスで生産性の改善が進むことも利益を押し上げる。

 日新電機 <6641>   ★上期経常を一転46%増益に上方修正
 ◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の10億円→44億円に4.4倍上方修正。従来の66.9%減益予想から一転して45.8%増益見通しとなった。国内向け電力機器を中心に新型コロナウイルス感染拡大に伴う出荷ずれ込みが想定を下回ったことが寄与。上期に発生を予定していた研究開発費などが第3四半期以降へ後ずれしたことも上振れの要因となった。

 ソニー <6758>   ★今期最終を一転37%増益に上方修正
 ◆21年3月期の連結最終利益を従来予想の5100億円→8000億円に56.9%上方修正。従来の12.4%減益予想から一転して37.4%増益見通しとなった。スマートフォン向けイメージセンサーの低迷で半導体分野の業績は落ち込むものの、巣ごもり需要が追い風となるゲーム分野を中心に収益が想定より伸びることが寄与。繰り延べ税金資産の評価性引当金を取り崩し、法人税などを減額したことも最終利益を押し上げる。

 PLANT <7646>   ★前期経常を3倍上方修正、配当も15円増額
 ◆20年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の5億円→14.8億円に3.0倍上方修正。増益率が17倍→50倍に拡大する見通しとなった。今期業績の上方修正は7月に続き、2回目。買いだめ需要や巣ごもり消費の増加を背景に、食品やマスクなどの衛生用品、日用品を中心に販売が好調だったことが寄与。経費削減策を進めたことも上振れに貢献した。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の3円→18円(前の期は20円)に大幅増額修正した。

 タカラトミー <7867>   ★上期経常を3.2倍上方修正
 ◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5億円→16億円に3.2倍上方修正。減益率が90.7%減→70.3%減に縮小する見通しとなった。利益率の高い玩具事業が国内とアジアで想定より早く回復したことが寄与。販管費を削減したことなども上振れに貢献した。

 松風 <7979>   ★上期経常を3.6倍上方修正、通期も増額
 ◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の2.4億円→8.9億円に3.6倍上方修正。新型コロナウイルス禍による歯科診療の受診減少や販売活動制限の影響で低迷したものの、国内、海外ともに想定より回復が早く、売上高が計画を上回ったことが寄与。一部の販管費を下期に計上することに加え、助成金収入の計上も利益を押し上げた。
  併せて、通期の同利益も従来予想の11.7億円→15.8億円に34.8%上方修正。減益率が40.7%減→20.1%減に縮小する見通しとなった。

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