ＮＹダウ ＜日足＞ 「株探」多機能チャートより
２７日の東京株式市場は、前日の米国株式市場が波乱展開となったことを受けリスク回避の売りに晒されそうだ。米国市場では新型コロナウイルスの新規感染者数が前週末に過去最多を更新したことで改めて警戒感が強まったほか、追加経済対策の与野党協議が遅々として進展しないことへのフラストレーションも溜まり、一気に売り圧力が顕在化する格好となった。欧州でも新型コロナの感染再拡大が深刻視されており、ＮＹダウは一時９６０ドルあまりの急落をみせる場面もあった。東京市場ではここ日経平均株価の上値は重いものの２５日移動平均線をサポートラインに底堅い動きを見せていたが、きょうは２万３４００円台に位置する同移動平均線を下に抜ける可能性が高い。ただ、下値では日銀のＥＴＦ買いが入ることが予想され、売り一巡後は下げ渋るケースも考えられる。
２６日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前営業日比６５０ドル１９セント安の２万７６８５ドル３８セントと大幅続落。ナスダック総合株価指数は、同１８９．３４５ポイント安の１万１３５８．９３７だった。
日程面では、きょうは東証マザーズにカラダノート<
4014>が新規上場する。海外では９月の米耐久財受注額、８月の米Ｓ＆Ｐコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、１０月の米消費者信頼感指数など。
出所：
MINKABU PRESS
米株
