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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 野村マイクロ、コーテクHD、積水化 (26日大引け後 発表分)

野村マイクロ <日足> 「株探」多機能チャートより

 26日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 野村マイクロ <6254> [東証2] ★今期経常を14期ぶり最高益に67%上方修正、配当も20円増額
 ◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4.9億円→15.6億円に3.1倍上方修正。国内と中国の水処理装置案件が順調に推移したうえ、韓国では大型水処理装置案件を受注し、売上高が計画を38.4%も上回ったことが寄与。旅費交通費をはじめとする経費が想定を下回ったことも利益を押し上げた。新型コロナウイルス感染拡大の影響は軽微だった。
  併せて、通期の同利益も従来予想の18.4億円→30.7億円に67.1%上方修正。増益率が3.4%増→72.8%増に拡大し、14期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の35円→55円(前期は33円)に大幅増額修正した。

 ヤマト <1967>   ★上期経常を35%上方修正
 ◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の11億円→14.9億円に35.5%上方修正。減益率が46.0%減→26.9%減に縮小する見通しとなった。生産システムの合理化などが奏功し、工事採算が改善したことが寄与。

 イナリサーチ <2176> [JQ]  ★上期経常を一転黒字に上方修正
 ◆21年3月期上期(4-9月)の経常損益(非連結)を従来予想の1億0500万円の赤字→7500万円の黒字(前年同期は5700万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。受託試験事業でコロナ禍の影響により第1四半期からずれ込んだ案件、第2四半期に予定していた案件を売上計上したことが寄与。好調な受注を背景に施設稼働率が高い水準で推移し、原価が想定より改善したことも黒字浮上につながった。

 グリムス <3150> [東証2]  ★上期経常を31%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の12.5億円→16.4億円に31.1%上方修正。増益率が20.6%増→58.1%増に拡大し、従来の6期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。小売電気事業の収益性が想定を上回って推移したことが寄与。コロナ禍の影響が想定より小さく、スマートハウスプロジェクト事業の販売が伸びたことも収益を押し上げた。

 コーテクHD <3635>   ★非開示だった今期経常は32%増で4期連続最高益、10.5円増配へ
 ◆21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の152億円に急拡大して着地。IPを許諾したスマートフォン向けゲーム「三国志・戦略版」が引き続き好調でロイヤリティ収入が大きく伸長したことが寄与。「仁王2」「ライザのアトリエ」などのリピート販売も順調に推移した。また、投資有価証券売却益が増加したことも大幅増益に貢献した。
  併せて、非開示だった通期の同利益は前期比32.5%増の250億円と4期連続で過去最高益を更新する見通しを示した。業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は71.5円(前期は61円)実施する方針とした。
  同時に、3月31日現在の株主を対象に1→1.3の株式分割を実施すると発表。

 積水化 <4204>   ★上期経常を32%上方修正
 ◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の154億円→204億円に32.5%上方修正。減益率が63.4%減→51.6%減に縮小する見通しとなった。高機能プラスチックス部門でモビリティ分野と住インフラ分野の需要が想定以上に回復したことが寄与。固定費削減が計画以上に進んだことも上振れに貢献した。

 ソフト99 <4464> [東証2]  ★今期経常を一転7%増益に上方修正、配当も2円増額
 ◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の24.2億円→27.7億円に14.5%上方修正。従来の6.4%減益予想から一転して7.2%増益見通しとなった。巣ごもり消費の拡大や衛生管理ニーズの高まりを背景に、上期にカー用品や家庭用製品の販売が好調だったことが寄与。医療施設向け衛生用品の開発・販売会社アズテックを8月に子会社化したことも考慮した。
  業績好調に伴い、今期の年期配当を従来計画の25円→27円(前期は24円)に増額修正した。

 キッセイ <4547>   ★上期経常予想を一転黒字に上方修正
 ◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想の5億円の赤字→27億円の黒字(前年同期は28.5億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。国内医療用医薬品を中心に販売が伸び、売上高が計画を上回ったことが寄与。医薬情報活動の自粛に伴う営業活動経費の未費消や海外提携先への契約料支払い時期の繰り延べなども上振れの要因となった。

 DMソリュ <6549> [JQ]  ★今期経常を一転2.1倍増益・最高益に上方修正
 ◆21年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の1億9700万円→4億4500万円に2.3倍上方修正。インターネット事業のバーティカルメディアサービスでSEO施策が良好に推移するなか、巣ごもり需要の高まりを背景に比較サイトで送客数が増加し、広告収入が大きく伸びたことが寄与。
  併せて、通期の同利益を従来予想の1億9700万円→4億4500万円に2.3倍上方修正。従来の7.1%減益予想から一転して2.1倍増益を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 日東工業 <6651>   ★上期経常を2.1倍上方修正、通期も増額、配当も6円増額
 ◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の25億円→52億円に2.1倍上方修正。情報通信関連流通事業で5G関連やGIGAスクール構想案件の売り上げが好調だったことが寄与。人件費や経費などが想定以上に減少したことも利益を押し上げた。
  併せて、通期の同利益も従来予想の75億円→97億円に29.3%上方修正。減益率が37.7%減→19.4%減に縮小する見通しとなった。
  業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→46円(前期は60円)に増額修正した。

 日本トリム <6788>   ★上期経常を3倍上方修正、通期も増額
 ◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の4.1億円→12.3億円に3.0倍上方修正。既存ユーザーへの買い換えキャンペーンの実施やストックビジネスである浄水カートリッジ販売が下支えをするなか、健康経営提案による企業一括導入や地場の有力中小企業を中心とした展開強化が寄与し、売上高が計画を19.4%も上回ったことが利益を押し上げた。
  併せて、通期の連結経常利益も従来予想の18.7億円→24.5億円に31.0%上方修正。増益率が85.7%増→2.4倍に拡大する見通しとなった。

 ビジョナリー <9263> [JQ]  ★5-7月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過
 ◆21年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常損益は2.8億円の黒字(前年同期は1.4億円の赤字)に浮上して着地。主力の小売事業は緊急事態宣言を受けた営業時間の短縮や休業の影響で2ケタ減収となったものの、不採算店舗の退店を進めたことなどが寄与し、採算は大きく改善した。
  上期計画の3.5億円の赤字をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

 ナガワ <9663>   ★今期経常を一転2%増益に上方修正、配当も10円増額
 ◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の28億円→38億円に35.7%上方修正。従来の24.7%減益予想から一転して2.2%増益見込みとなった。地方でユニットハウスの販売とレンタルが想定以上に伸びることが寄与。コロナ禍に伴う事業への影響は首都圏にとどまる見通し。
  業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の50円→60円(前期は60円)に増額修正した。

株探ニュース

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