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【市況】23日の株式相場見通し=買い優勢か、米株高で心理改善も大統領候補の討論会注視

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 23日の東京株式市場は、模様眺めムードのなかもやや買い優勢の展開か。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに反発に転じた。9月の中古住宅販売件数など発表された米経済指標が市場コンセンサスを上回ったほか、追加経済対策の与野党合意が近いとの観測がリスクを取る動きにつながった。東京市場では前日に約8割の銘柄が下落したが、きょうは米株高を受け投資家心理が改善し、広範囲に買い戻しを誘う展開が想定される。ただ上値も重そうで、前場取引時間中に次期米大統領候補による公開討論会が開催されることから、この結果次第で不安定な動きとなることも予想される。

 22日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比152ドル84セント高の2万8363ドル66セントと反発。ナスダック総合株価指数は、同21.312ポイント高の1万1506.006だった。

 日程面では、9月の全国消費者物価指数(CPI)。海外では10月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値。10月のユーロ圏PMI速報値など。なお、タイ市場は休場となる。日本時間午前10時から次期米国大統領候補2人による公開討論が予定されている。

出所:MINKABU PRESS

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