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【通貨】外為サマリー:1ドル105円30銭台に軟化、対ユーロでのドル売りが波及

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=105円38銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円50銭前後と前日に比べ7銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米追加経済対策を巡る与野党合意への期待感などから一時105円75銭まで上昇したが、NYダウの上げが一服するとドル円相場も伸び悩んだ。

 米追加経済対策に関する報道に市場の関心が向かうなか、東京市場に移ってからも上値の重い相場展開。また、22日に米大統領候補によるテレビ討論会が予定されていることから模様眺めムードが広がりやすくなっている面もあるようだ。一方で、英国と欧州連合(EU)との通商交渉の進展期待などを背景にユーロ買い・ドル売りが続き、この流れがドル円相場に波及するかたちで、午前9時50分過ぎには105円30銭台に軟化した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1833ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0050ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=124円70銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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