【市況】２０日の株式相場見通し＝売り優勢か、ＮＹ下落で利益確定売り誘発も

　２０日の東京株式市場は、売り優勢の展開か。前日の米国株市場ではＮＹダウが大幅安となり、ナスダック総合指数は５日続落となった。米国の追加経済対策への期待感が後退したことを受け、失望売りが膨らんだ。東京市場は前日に日経平均が２万３６００円台まで上昇していることから、利益確定売りが出やすい状況にある。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物１２月物は前日の清算値と比べ１６０円安い2万３５００円だった

　１６日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前週末日比４１０ドル８９セント安の２万８１９５ドル４２セントと反落。ナスダック総合株価指数は、１９２．６７２ポイント安の１万１４７８．８８３だった。

　日程面では、きょうは９月首都圏新規マンション発売戸数が発表される。海外では米９月住宅着工件数、ネットフリックスやテキサス・インスツルメンツなどの決算発表が予定されている。

出所：MINKABU PRESS