【材料】<動意株・16日>(前引け)=キトー、特殊陶、ジー・スリー
キトー <日足> 「株探」多機能チャートより
日本特殊陶業<5334>=大幅反発。4日取引終了後、第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想の増額修正を発表したことが好感された。売上高に相当する売上収益は1820億円から1890億円に見直したほか、営業利益は79億円から160億円、純利益は70億円から120億円に修正した。自動車関連事業で主に利益率の高い補修製品の販売が想定よりも早く回復していることが寄与した。21年3月通期の業績予想に関しては、現在精査中としている。
ジー・スリーホールディングス<3647>=もみ合い上放れ。同社は若年層を対象とした雑貨販売事業から太陽光発電関連事業などに経営の軸足を移行し再建を図っている。15日取引終了後に発表した20年8月期営業損益は5200万円(前の期実績は3億4300万円の赤字)と黒字に転換。また、21年8月期営業利益については前期比4.2倍の2億2000万円を予想している。株価は数年来の底値圏に放置されていたこともあり、目先上値を見込んだ短期資金の流入を誘っている。
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出所:MINKABU PRESS