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【通貨】外為サマリー:一時1ドル105円20銭台に軟化、上値の重さを意識

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=105円32銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭程度のドル高・円安となっている。

 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=105円45銭前後と前日に比べ30銭弱のドル高・円安で取引を終えた。欧州で新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向にあるなか、ユーロ売り・ドル買いが先行。この流れがドル円相場にも波及し、一時105円49銭まで上昇した。

 ただ、14日の高値105円52銭を抜けなかったことから上値の重さが意識されやすく、この日の東京市場は冴えない相場展開。米国の追加経済対策や英国と欧州連合(EU)との通商交渉の先行きが依然不透明で、投資家心理がリスクオフに傾きやすいこともあり、午前10時00分頃には105円28銭まで押された。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1712ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=123円35銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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