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【市況】2日の株式相場見通し=やや買い優勢か、米雇用統計など控え様子見ムードも

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 2日の東京株式市場は、一進一退もやや買い優勢の展開が予想される。前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら続伸、ナスダック総合指数は相対的に強く160ポイント近い上昇をみせた。追加経済対策を巡る思惑が錯綜し取引後半は不安定な動きを示したが、ハイテク株が強さを発揮し全体相場を支えた。東京市場は前日にシステムトラブルにより終日売買停止を余儀なくされたが、その間も日経平均先物は頑強な展開をみせるなど、下値を売り込むような動きはみられなかった。東証ではきょう9時から通常通り取引を再開する予定。堅調な米国株市場の地合いを引き継いで強含みで推移しそうだが、日本時間今晩に予定される9月の米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑もあり、総じて様子見ムードは拭えない。

 1日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比35ドル20セント高の2万7816ドル90セントと続伸。ナスダック総合株価指数は、同159.000ポイント高の1万1326.507だった。

 日程面では、8月の完全失業率・有効求人倍率、9月の消費動向調査など。また、東証マザーズ市場にタスキ<2987>が新規上場する。海外では9月の米雇用統計、8月の米製造業受注など。

出所:MINKABU PRESS

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